『雀（すずめ）』

この津軽へ来たのは、八月。それから、ひとつきほど経って、私は津軽のこの金木町から津軽鉄道で一時間ちかくかかって行き着ける五所川原という町に、酒と煙草を買いに出かけた。キンシを三十本ばかりと、清酒を一升、やっと見つけて、私はまた金木行の軽便鉄 …

著者	太宰治
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約14分（500文字/分）
朗読目安時間	約23分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

嗄（しゃが） 抓（つね） 酌（しゃく） 遣（つか） 或（あ） 股（もも） 狼狽（ろうばい） 相撲（すもう） 片鱗（へんりん） 燕（つばめ） 濡（ぬ） 淋（さび） 流石（さすが） 殺戮（さつりく） 殊（こと） 早速（さっそく） 支度（したく） 甚（はなは） 疎開（そかい） 挑（いど） 繃帯（ほうたい） 膝（ひざ） 要（い） 訛（なま） 躊躇（ちゅうちょ） 逢（あ） 鉛（なまり） 銚子（ちょうし） 雀（すずめ） 尚（なお） 佇（たたず） 依（よ） 傷痍（しょうい） 口嘴（くちばし） 叩（たた） 呻（うめ） 咳（せき） 嘘（うそ） 噂（うわさ） 土産（みやげ） 如何（いか） 宿酔（ふつかよい） 撮（つま） 就（つ） 尻尾（しっぽ） 幽（かす） 弘前（ひろさき） 弛緩（しかん） 徽章（きしょう） 怪我（けが） 愕然（がくぜん） 愛嬌（あいきょう） 或（ある） 下手（へた） 挨拶（あいさつ）

題名が同じ作品

雀 （新字旧仮名）／ 原民喜 （著）