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道草
ふりがな文庫
“道草”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みちくさ
91.7%
みちぐさ
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みちくさ
(逆引き)
余は麦畑に踏込む犬を
叱
(
しか
)
り、
道草
(
みちくさ
)
摘
(
つ
)
む女児を
促
(
うなが
)
し、品川堀に沿うて北へ行く。
路傍
(
みちばた
)
の尾花は霜枯れて、かさ/\鳴って居る。
丁度
(
ちょうど
)
七年前の此月である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
この
道
(
みち
)
は、
毎日
(
まいにち
)
通
(
とお
)
らなければならぬ
道
(
みち
)
でしたが、このときは、ただ
太郎
(
たろう
)
一人
(
ひとり
)
でありましたから、
右
(
みぎ
)
を
見
(
み
)
たり、
左
(
ひだり
)
を
見
(
み
)
たりして、
道草
(
みちくさ
)
をくってやってきました。
脊の低いとがった男
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
道草(みちくさ)の例文をもっと
(11作品)
見る
みちぐさ
(逆引き)
入
(
はひ
)
つて
見
(
み
)
よう……
今
(
いま
)
前途
(
ゆきさき
)
を
聞
(
き
)
いたのに、
道草
(
みちぐさ
)
をするは、と
氣
(
き
)
がさして、
燒芋屋
(
やきいもや
)
の
前
(
まへ
)
を
振返
(
ふりかへ
)
ると、
私
(
わたし
)
に
教
(
をし
)
へた
時
(
とき
)
、
見返
(
みかへ
)
つた、
其
(
そ
)
のまゝに、
外
(
そと
)
を
向
(
む
)
いて、こくり/\と
然
(
さ
)
も
暖
(
ぬく
)
とさうな
懷手
(
ふところで
)
の
居睡
(
ゐねむ
)
りする。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
道草(みちぐさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“道草”の解説
道草(みちくさ)とは、目的の所へたどりつく途中で、他のことにかかわって時間を費やすこと。「道くさ」とも書く。また、「寄り道(よりみち)」ともいう。
「道草」という表現は、慣用句の「道草を食う」と関連がある。道草とはもともとは道端の草のこと。
(出典:Wikipedia)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“道”で始まる語句
道
道理
道程
道化
道傍
道具
道行
道路
道中
道端
検索の候補
草道
“道草”のふりがなが多い著者
邦枝完二
徳冨蘆花
泉鏡太郎
山村暮鳥
佐々木邦
樋口一葉
泉鏡花
吉川英治
小川未明