“みちくさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
道草84.6%
路草15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
學校がくかうきにもきにもひに世話せわをやかしたることなく、あさめしべるとして三退校ひけ道草みちくさのいたづらしたことなく、自慢じまんではけれど先生せんせいさまにももの
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
今時分いまじぶん、おせんがいないはずはないから、ひょっとすると八五ろうやつ途中とちゅうだれかにって、道草みちくさってるのかもれぬの。堺屋さかいやでもどっちでも、はやればいいのに。——
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
かつての私もまた、この「つまり」を追及するに急であった。ふんぎりが欲しかった。路草みちくさを食う楽しさを知らなかった。循環小数の奇妙を知らなかった。
請取書うけとりしょを持たせて遣りました。多助は路草みちくさを喰わず、ギシ/\担いでまいり、戸田様の御門にかゝりまして
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)