トップ
>
製作
>
こしら
ふりがな文庫
“
製作
(
こしら
)” の例文
従来の型の如く観音は置き物にするように
製作
(
こしら
)
えましたが、
厨子
(
ずし
)
などは六角形塗り箔で、六方へ
瓔珞
(
ようらく
)
を下げて、押し出しはなかなか立派であった。
幕末維新懐古談:25 初めて博覧会の開かれた当時のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
待
(
ま
)
てよ。
雖然
(
けれども
)
、
自分
(
じぶん
)
の
製作
(
こしら
)
へた
此
(
こ
)
の
像
(
ざう
)
だ、これが、もし
価値
(
ねうち
)
に
積
(
つも
)
つて、あの、お
浦
(
うら
)
より、
遥
(
はるか
)
に
劣
(
おと
)
つて
居
(
ゐ
)
たら
何
(
ど
)
うする。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「そう、あなたがいって下さるなら私も何んだかやって見たい気がして来ました。どんなものを
製作
(
こしら
)
えましょうか」
幕末維新懐古談:46 石川光明氏と心安くなったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
面
(
めん
)
も
頭
(
かしら
)
も、お
製作
(
こしら
)
へに
成
(
な
)
つたんですか。……あゝ、いや、
鷺
(
さぎ
)
のお
手際
(
てぎは
)
を
見
(
み
)
たので
分
(
わか
)
る。
軒
(
のき
)
に
振
(
ぶ
)
ら
下
(
さが
)
つた
獅子頭
(
しゝがしら
)
や、
狐
(
きつね
)
の
面
(
めん
)
など、どんな
立派
(
りつぱ
)
なものだつたか
分
(
わか
)
らない。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
各自
(
てんで
)
にその寄進の観音をば出来得るだけ
旨
(
うま
)
く上手に
製作
(
こしら
)
えてもらおうというので、当時、江戸では誰、
何処
(
どこ
)
では誰と、その時々の名人上手といわれている仏師に依頼して彫らしたもので
幕末維新懐古談:32 本所五ツ目の羅漢寺のこと
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
▼ もっと見る
現在
(
げんざい
)
、
其
(
そ
)
の
苦
(
くる
)
しみを
為
(
し
)
て
居
(
ゐ
)
るお
浦
(
うら
)
を
救
(
すく
)
はんために
製作
(
こしら
)
へたんです。
有
(
あり
)
つたけの
元気
(
げんき
)
も
出
(
だ
)
した、
力
(
ちから
)
も
尽
(
つく
)
した。
最
(
も
)
う
為
(
し
)
やうがない。しかし
此処
(
こゝ
)
で
貴老
(
あなた
)
に
逢
(
あ
)
つたのは
天
(
てん
)
の
引合
(
ひきあ
)
はせだらうと
思
(
おも
)
ふ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“製作”の解説
製作(せいさく)は、機械や道具を使用して作品や商品を作ること、また、映画や演劇・テレビ番組といったエンタテインメント作品をつくること。
とりわけ後者においては、企画立案、製作者として出資することも含み、日本の映像業界などでは製作総指揮ともいう。本項では制作についても記載する。
(出典:Wikipedia)
製
常用漢字
小5
部首:⾐
14画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“製作”で始まる語句
製作室
製作物
製作性
製作法
製作者
製作形状
製作緻密