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ふりがな文庫
“
衆人
(
ひと
)” の例文
何うも
身装
(
みなり
)
が悪いと
衆人
(
ひと
)
の用いが悪いから、羽織だけは
他
(
わき
)
で才覚したが、短かい脇差を一本お父さんに内証で持って来てくれねえか
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ベンヺ こゝは
往來
(
わうらい
)
ぢゃ、どうぞ
閑寂
(
ひそか
)
な
處
(
ところ
)
で
冷靜
(
しづか
)
に
談判
(
だんぱん
)
をするか、さもなくば
別
(
わか
)
れたがよい。
衆人
(
ひと
)
が
見
(
み
)
るわ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
一人の知らるべき事は百人に、百人に知らるべき事は萬人の目の前に顯はして、不出來も
失敗
(
しつぱい
)
も功名も手柄も、
對手
(
あいて
)
を
多數
(
おほく
)
に取りて晴れの塲所にて爲すぞよき、
衆人
(
ひと
)
の讀むべき
書物
(
ほん
)
をよみ
花ごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
成程
(
なるほど
)
と思つて
当日
(
たうじつ
)
行
(
い
)
つて見ると、
幟等
(
のぼりなど
)
を
建
(
た
)
て
盛
(
さか
)
んに
落語
(
はなし
)
の
会
(
くわい
)
があつたといふ。して見ると無理に
衆人
(
ひと
)
に
聴
(
き
)
かせよう、と
云
(
い
)
ふ
訳
(
わけ
)
でも
何
(
なん
)
でもなかつたのでござります。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
衆人
(
ひと
)
のいふべき事をいひ、衆人の行ひたるあとを踏んで、糸もて繰らるゝ木偶のやうに、我が心といふものなく、意氣地なくつまらなく、
過失
(
あやまち
)
もなく誹りもなきは男の身として本意にては有るまじ
花ごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
何時までも此処に芸者をして居ても堅くして居ちゃア
衆人
(
ひと
)
の用いが悪うございます、此の節は厭な官員さんが這入って来て御冗談を仰しゃる事が有るから困ります
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
余
(
あま
)
り
烈
(
はげ
)
しい
往来中
(
わうらいなか
)
ではいかず、と
云
(
い
)
つて
衆人
(
ひと
)
の
目
(
め
)
に立たぬければ
不可
(
いかぬ
)
から、
入口
(
はいりぐち
)
を
横町
(
よこちやう
)
へ
附
(
つ
)
け、
表
(
おもて
)
の
方
(
はう
)
は三四
間
(
けん
)
の所を
細
(
こま
)
かい
格子作
(
かうしづくり
)
に
拵
(
こしら
)
へ、
往来
(
おもて
)
の
方
(
はう
)
へ
看板
(
かんばん
)
を
懸
(
か
)
けました。
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其の折に貴方を頼んでお国へ
行
(
ゆ
)
かれるようだと私も安心をします、私は坊主の身の上で、婦人と一緒に歩くのは誠に困る、
衆人
(
ひと
)
にも見られて、
忌
(
いや
)
な事でも云われると困る
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私の家名を汚さんよう、
衆人
(
ひと
)
に代って斬られようという其の志、実に此の上もない感服のことだ、あゝ恥入った、実に我が先祖は
白痴
(
たわけ
)
だ、斯様な事を書遺すというは、許せ/\
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
高
(
たけ
)
え給金も戴きました、お側にいて見れば、誠にどうも旦那さまは
衆人
(
ひと
)
にも目をかけ行届きも能く、どうも結構な旦那さまだが、此の二十枚の皿が
此処
(
こゝ
)
の
家
(
うち
)
の
害
(
げえ
)
だ、いや腹アお立ちなさるな
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“衆人”の意味
《名詞》
衆 人(しゅうじん)
大勢の人。
(出典:Wiktionary)
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“衆人”で始まる語句
衆人環座
衆人環視
衆人蔑視