後任は瑞典のアールマン教授になった。そして加奈陀モントリオールの北極研究所長ベアード博士が、事務局長に推薦された。
当時不即不離の態度だったけれども、新教徒の保護者グスタフス・アドルフス(瑞典王)と対峙していたのが、有名な僧正宰相リシュリュウだったのだ。
ノーベル賞金の受領者、瑞典の女流作家、ラゲルレフの作も多分に猟奇的である。三一致的厳格の構成の下に書かれた彼女の作に、そういう点のあるのは面白い。
最近の作家では瑞典のドゥーゼや米国のヴァン・ダインなどはこの点で申し分がないように思う。