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『南極記』
ふりがな文庫
『
南極記
(
なんきょくき
)
』
一九二八年(昭和三)の十二月二十九日、三発のフォッカー機で、西経百五十度の線を南極の極点に向って飛んでいるとき、南緯八十度附近の大氷原の上で、見せかけの花むらのような世にも鮮かな焔色したものがバード大佐の視覚をかすめた。 南極大陸はあたかも …
著者
久生十蘭
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約36分(500文字/分)
朗読目安時間
約59分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
発見
(
デスカヴァリー
)
陸地
(
ランド
)
素人
(
アマチュア
)
実在
(
プレザンス
)
主
(
あるじ
)
混沌
(
カオス
)
瑞典
(
スウェーデン
)
氷裂
(
クレヴァス
)
無間
(
むげん
)
白金
(
プラチナ
)
諾威
(
ノルウェー
)