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炭屋
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すみや
ふりがな文庫
“
炭屋
(
すみや
)” の例文
「おまえなんか、いくらかかってもだめさ。」と、
炭屋
(
すみや
)
の
小僧
(
こぞう
)
さんは、
威張
(
いば
)
りました。
酒屋
(
さかや
)
の
小僧
(
こぞう
)
さんは、いかにもくやしそうです。
日の当たる門
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それから
其
(
そ
)
の
金物屋
(
かなものや
)
さんで、名前は
云
(
い
)
へないが、
是々
(
これ/\
)
の
炭屋
(
すみや
)
が
有
(
あ
)
りましたかと聞くと、
成程
(
なるほど
)
塩原多助
(
しほばらたすけ
)
といふ
炭屋
(
すみや
)
があつたさうだが、それは
余程
(
よほど
)
古いことだといふ。
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
拓殖
(
たくしょく
)
大学に通っている憲一は、小石川の汚い
炭屋
(
すみや
)
の二階に下宿しているのであった。
藤の瓔珞
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
酒屋
(
さかや
)
の
小僧
(
こぞう
)
さんは、
勝
(
か
)
った
喜
(
よろこ
)
びもどこへやら、
急
(
きゅう
)
に
顔
(
かお
)
の
色
(
いろ
)
を
変
(
か
)
えて、
倒
(
たお
)
れた
炭屋
(
すみや
)
の
小僧
(
こぞう
)
さんと、こわれた
塀
(
へい
)
とを
見
(
み
)
くらべましたが
日の当たる門
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
... こりやア
面白
(
おもしろ
)
い
怪談
(
くわいだん
)
だが、お
前
(
まへ
)
何
(
なに
)
を知らないか、
塩原多助
(
しほばらたすけ
)
といふ
本所
(
ほんじよ
)
相生町
(
あひおひちやう
)
二
丁目
(
ちやうめ
)
の
炭屋
(
すみや
)
の
怪談
(
くわいだん
)
を」「知りませぬ」「さうかね、
塩原多助
(
しほばらたすけ
)
といふ
炭屋
(
すみや
)
の
井戸
(
ゐど
)
は
内井戸
(
うちゐど
)
であつたさうだが、 ...
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
炭屋
(
すみや
)
の
小僧
(
こぞう
)
さんが、
塀
(
へい
)
によりかかって、ぼんやりとひなたぼっこをしていました。
夜
(
よる
)
の
間
(
あいだ
)
に
降
(
お
)
りた
霜柱
(
しもばしら
)
が、
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
をうけて、しだいにとけています。
日の当たる門
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
隣
(
となり
)
の
家
(
うち
)
は、
炭屋
(
すみや
)
でした。おかみさんが、
冬
(
ふゆ
)
の
用意
(
ようい
)
に、たどんを
造
(
つく
)
っていましたが、ひきがえるがはいってくると
お母さんのひきがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
炭
常用漢字
小3
部首:⽕
9画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“炭”で始まる語句
炭
炭団
炭火
炭俵
炭薪
炭坑
炭焼
炭車
炭取
炭竈