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火葬
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くわさう
ふりがな文庫
“
火葬
(
くわさう
)” の例文
火葬
(
くわさう
)
に爲て呉ろと
頻
(
しき
)
りに頼みしかども私しは
後々
(
のち/\
)
の事を
恐敷
(
おそろしく
)
と申して斷りしに重四郎は承知せず
貴樣
(
きさま
)
に難儀を
懸
(
かけ
)
ぬ樣に
取計
(
とりはから
)
ひ方も有から是非々々頼むと申を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
百余年を
経
(
へ
)
ても
廃
(
はい
)
せざりしが、
後
(
のち
)
国
(
くに
)
のみだれたるに
因
(
より
)
てこれを
火葬
(
くわさう
)
せしとぞ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
死骸
(
しがい
)
は
酷
(
ひど
)
い。……
勿論
(
もちろん
)
、
魔物
(
まもの
)
に
突返
(
つゝかへ
)
されて、
火葬
(
くわさう
)
に
成
(
な
)
つた
奴
(
やつ
)
だから、
死骸
(
しがい
)
も
同然
(
どうぜん
)
なものだらう。ものだらうが、
私
(
わたし
)
の
気
(
き
)
ぢや
死骸
(
しがい
)
ではなかつた。
生命
(
いのち
)
のある、
価値
(
ねうち
)
のある、
活
(
い
)
きたものゝ
積
(
つも
)
りだつた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
夫
(
それ
)
に
当人
(
たうにん
)
の
遺言
(
ゆゐごん
)
で
是非
(
ぜひ
)
火葬
(
くわさう
)
にして
呉
(
くれ
)
ろと
申
(
まう
)
すことで。
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
殺した時
其方
(
そつち
)
が
利根川
(
とねがは
)
へ死骸を
打込
(
うちこま
)
ふと
言
(
いつ
)
たら三五郎が言には川へ流しては
後日
(
ごにち
)
が
面倒
(
めんだう
)
だ幸ひ此彌十に頼んで
火葬
(
くわさう
)
に
爲
(
し
)
て
貰
(
もら
)
へば
死骸
(
しがい
)
も殘さず三人の影も
形
(
かたち
)
も無なるゆゑ金兵衞を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
百余年を
経
(
へ
)
ても
廃
(
はい
)
せざりしが、
後
(
のち
)
国
(
くに
)
のみだれたるに
因
(
より
)
てこれを
火葬
(
くわさう
)
せしとぞ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
殺し金子五百兩
盜
(
ぬす
)
み取し上剩さへ三五郎と申合せ右金兵衞の子
分
(
ぶん
)
掃部茂助藤兵衞等三人の者をも
元栗橋
(
もとくりはし
)
燒場前
(
やきばまへ
)
にて切殺し
死骸
(
しがい
)
は
隱亡
(
をんばう
)
彌十に頼み
火葬
(
くわさう
)
に致し其後鈴ヶ森にて十七屋の三度
飛脚
(
ひきやく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“火葬”の解説
火葬(かそう)とは、葬送の一手段として遺体を焼却することである。また、遺体の焼却を伴う葬儀のことも指す。
火葬を行う施設を火葬場と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
葬
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
“火葬”で始まる語句
火葬場
火葬揚
火葬炉