“元栗橋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もとくりばし50.0%
もとくりはし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞て然らばいづれへ參りしや其行先ゆくさきを御存じなるか重四郎され今晩こんばん元栗橋もとくりばし燒場隱亡やきばをんばう彌十の處に於て長半が出來ると云によりゆふ申刻頃なゝつごろから行べしと拙者それがし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
然程さるほどに畔倉重四郎は鎌倉屋金兵衞の子分こぶん八田掃部練馬藤兵衞三加尻茂助の三人をともなひ我がを出て元栗橋もとくりばしへと急ぎ行く程なく來掛きかゝる利根川堤早瀬はやせなみ水柵しがらみに打寄せ蛇籠じやかご
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
時に享保きやうほ十一年七月五日重四郎の段右衞門一けんの者共を悉皆こと/″\白洲しらすへ呼出しやがて大岡殿彌十に向はれいかに彌十汝ぢは元栗橋もとくりはしにて重四郎三五郎の兩人が掃部茂助藤兵衞の三人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
殺し金子五百兩ぬすみ取し上剩さへ三五郎と申合せ右金兵衞の子ぶん掃部茂助藤兵衞等三人の者をも元栗橋もとくりはし燒場前やきばまへにて切殺し死骸しがい隱亡をんばう彌十に頼み火葬くわさうに致し其後鈴ヶ森にて十七屋の三度飛脚ひきやく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)