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火箭
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くわせん
ふりがな文庫
“
火箭
(
くわせん
)” の例文
何
(
なに
)
を
見
(
み
)
たもありません、
本船
(
ほんせん
)
左舷
(
さげん
)
後方
(
こうほう
)
の
海上
(
かいじやう
)
に
當
(
あた
)
つて
星火榴彈
(
せいくわりうだん
)
に
一次
(
いちじ
)
一發
(
いつぱつ
)
の
火箭
(
くわせん
)
、それが
難破船
(
なんぱせん
)
の
信號
(
しんがう
)
である
位
(
くらゐ
)
を
知
(
し
)
りませんか。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
一切の思想——つまり一切の精神が、この二時間のうちに、機を覗ひ時を待つて、吾が舌端より
火箭
(
くわせん
)
となつて迸しる。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
同時
(
どうじ
)
に
星火
(
せいくわ
)
を
發
(
はつ
)
する
榴彈
(
りうだん
)
二
發
(
はつ
)
三
發
(
ぱつ
)
空
(
くう
)
に
飛
(
と
)
び、つゞいて
流星
(
りうせい
)
の
如
(
ごと
)
き
火箭
(
くわせん
)
は一
次
(
じ
)
一
發
(
ぱつ
)
右方
(
うはう
)
左方
(
さはう
)
に
流
(
なが
)
れた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
機を覗ひ時を待つて、吾が舌端より
火箭
(
くわせん
)
となつて
迸
(
ほとば
)
しる。
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
左舷
(
さげん
)
の
當番
(
たうばん
)
水夫
(
すゐふ
)
は
今
(
いま
)
や
確
(
たしか
)
に
星火
(
せいくわ
)
迸
(
ほとばし
)
り、
火箭
(
くわせん
)
飛
(
と
)
ぶ
慘憺
(
さんたん
)
たる
難破船
(
なんぱせん
)
の
信號
(
しんがう
)
を
認
(
みと
)
めて
居
(
を
)
るには
相違
(
さうゐ
)
ないのだが、
何故
(
なぜ
)
か
平然
(
へいぜん
)
として
動
(
どう
)
ずる
色
(
いろ
)
もなく、
籠手
(
こて
)
を
翳
(
かざ
)
して
其方
(
そなた
)
を
眺
(
なが
)
めて
居
(
を
)
るのみ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“火箭”の意味
《名詞》
火 箭(かせん、ひや)
火を点けて射る矢。
打ち上げて信号として使う艦船の火具。
(出典:Wiktionary)
“火箭(
火矢
)”の解説
火矢(ひや)とは、敵方の建築物に遠距離から火を放つための矢のこと。現代の焼夷弾に相当する投射武器の総称である。火箭(かせん)ともいう。
(出典:Wikipedia)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
箭
漢検準1級
部首:⽵
15画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒