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濱松
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はままつ
ふりがな文庫
“
濱松
(
はままつ
)” の例文
新字:
浜松
と、
愚
(
ぐ
)
にもつかぬことをうつかり
饒舌
(
しやべ
)
つた。
靜岡
(
しづをか
)
まで
行
(
ゆ
)
くものが、
濱松
(
はままつ
)
へ
線路
(
せんろ
)
の
伸
(
の
)
びよう
道理
(
だうり
)
がない。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
待
(
まつ
)
て居し故其場の樣子は知らず
跡
(
あと
)
にて白妙に聞くに彼の大門番の重五郎といふは
元
(
もと
)
白妙
(
しらたへ
)
が親元遠州
濱松
(
はままつ
)
天神町
(
てんじんまち
)
松下
專庵
(
せんあん
)
と云醫師に
召遣
(
めしつかは
)
れし
古主筋
(
こしゆすぢ
)
故其夜の
都合
(
つがふ
)
をなして白妙を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
殺せし覺えなく又
白妙
(
しろたへ
)
が
身寄
(
みより
)
の者の申立るにより白妙が親
濱松
(
はままつ
)
の松下
專庵
(
せんあん
)
後家
(
ごけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
……
即
(
すなは
)
ち
風
(
かぜ
)
の
聲
(
こゑ
)
、
浪
(
なみ
)
の
音
(
おと
)
、
流
(
ながれ
)
の
響
(
ひゞき
)
、
故郷
(
こきやう
)
を
思
(
おも
)
ひ、
先祖代々
(
せんぞだい/\
)
を
思
(
おも
)
ひ、
唯
(
たゞ
)
女房
(
にようばう
)
を
偲
(
しの
)
ぶべき
夜半
(
よは
)
の
音信
(
おとづれ
)
さへ、
窓
(
まど
)
のささんざ、
松風
(
まつかぜ
)
の
濱松
(
はままつ
)
を
過
(
す
)
ぎ、
豐橋
(
とよはし
)
を
越
(
こ
)
すや、
時
(
とき
)
やゝ
經
(
ふ
)
るに
從
(
したが
)
つて、
横雲
(
よこぐも
)
の
空
(
そら
)
一文字
(
いちもんじ
)
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
時間
(
じかん
)
で
見
(
み
)
ると、すつかり
明
(
あかる
)
くなるのは、
遠江國
(
とほたふみのくに
)
濱松
(
はままつ
)
だ。」
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“濱松(
浜松
)”の解説
浜松(はままつ、濱松󠄁)は、天竜川の西、浜名湖の東に位置する都市。また、その市街地を中心とする地域。もともと浜津に由来し、中世には浜松と呼ばれるようになった。
この地域以外にも東京都港区をはじめ、日本各地に浜松という地名や人名が存在する(後述)。
(出典:Wikipedia)
濱
部首:⽔
17画
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“濱”で始まる語句
濱
濱野
濱邊
濱島
濱路
濱野屋
濱島氏
濱島君
濱口内閣
濱島武文