“召遣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めしつか33.3%
めしつかは33.3%
めしつかひ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕つり今に毎日まいにちの樣に參る者あれども是も至て正直者なりと云ば同心どうしんもうほか朝夕あさゆふ出入る者は無かと申ければ道庵なほ打案うちあんじ八丁堀長澤町に居る甚兵衞と申者もと遠州へんうまれの由其日稼の貧窮ひんきうにて折々をり/\日雇ひやとひにも致し召遣めしつかひし事御座れども此者も在所ざいしよに居し頃は名主役もつとめし由に承まはりしが成程日傭取ようとりには人がらも宜しく折に觸ては
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
まつて居し故其場の樣子は知らずあとにて白妙に聞くに彼の大門番の重五郎といふはもと白妙しらたへが親元遠州濱松はままつ天神町てんじんまち松下專庵せんあんと云醫師に召遣めしつかはれし古主筋こしゆすぢ故其夜の都合つがふをなして白妙を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以て直樣すぐさま下谷山崎町の質屋渡世油屋五兵衞并びに番頭久兵衞とも呼出よびいだし置べき旨申付られしゆゑやがて町役人へ山崎町質屋五兵衞并びに同人召遣めしつかひ久兵衞等一同そろひしなら是へ呼出すべしと有ければ町役人畏こまり同道どうだうして罷出るに油屋五兵衞はかねて聞居たる文右衞門が百兩の一けんならんと思ひければ一かう平氣へいきにて其所そこへ出るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)