“遠江國”の読み方と例文
新字:遠江国
読み方割合
とほたふみのくに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壽阿彌はもと江間氏で、其家は遠江國とほたふみのくに濱名郡舞坂から出てゐる。父は利右衞門、法諡ほふし頓譽淨岸居士とんよじやうがんこじである。過去帳の一本は此人を以て十一代目五郎作としてゐるが、配偶其他卑屬を載せてゐない。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
時間じかんると、すつかりあかるくなるのは、遠江國とほたふみのくに濱松はままつだ。」
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
退屈たいくつだし、ひと遠江國とほたふみのくにねんれた。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)