“漢字(かんじ)” の例文
尤(もつと)も、古(いにしへ)の和名(わめい)に漢字(かんじ)を充當(じうたう)したのが、漢音(かんおん)の讀(よ)み方(かた)の變化(へんくわ)に伴(とも)なうて、和名(わめい)が改變(かいへん)せられた例(れい)は、古代(こだい)から澤山(たくさん)ある。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
「それは漢字(かんじ)ばかりで書(か)いた本(ほん)で、お前(まへ)にはまだ讀(よ)めない」と云(い)ふと、重(かさ)ねて「どんな事(こと)が書(か)いてあります」と問(と)ふ。
寒山拾得縁起 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
といっても、いまのような学校(がっこう)はありませんから、勉強(べんきょう)するといえば、ちかくにある塾(じゅく)(むかしの学校(がっこう))にかようほかありません。そこへかよって、漢字(かんじ)がいっぱいつまった中国(ちゅうごく)の本(ほん)をならうのです。
日本(にほん)古來(こらい)の地名(ちめい)を、郡町村等(ぐんてうそんとう)の改廢(かいはい)と共(とも)に變更(へんかう)することは、或(ある)場合(ばあひ)にはやむを得(え)ないが、古(いにしへ)の地名(ちめい)に古(いにしへ)の音便(おんびん)によつて當(あ)て篏(は)められた漢字(かんじ)を妄(みだ)りに今(いま)の音(おん)に改讀(かいどく)せしめ
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
和名(わめい)に漢字(かんじ)の和訓(わくん)を充當(じうたう)したものが、理由(りいう)なく誤訓(ごくん)された惡例(あくれい)も可(か)なりある。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)