“漢音”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
かんおん | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“漢音”の意味
《名詞》
漢音(かんおん)
漢字を音読みするときの読み方の一つ。留学僧や遣唐使が持ち帰った、その字の唐代における長安付近の発音に由来する音。また、それに準じて韻書の反切から理論的に求めた音を含めて言う。
(出典:Wiktionary)
漢音(かんおん)
(出典:Wiktionary)
“漢音”の解説
漢音(かんおん)とは、日本漢字音(音読み)の一つ。古くは「からごえ」とも呼んだ。7, 8世紀、奈良時代後期から平安時代の初めごろまでに、遣隋使・遣唐使や留学僧などにより伝えられた音をいう。中国語の中古音のうち、唐中葉頃の長安地方の音韻体系(秦音)を多く反映している。他の呉音や唐音に比べて最も体系性を備えている。また唐末に渡航した僧侶たちが持ち帰った漢字音は中国語の近世音的な特徴を多く伝えており、通常の漢音に対して新漢音と呼ばれることがある。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)