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水
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ひや
ふりがな文庫
“
水
(
ひや
)” の例文
米「お嬢様え、
彼
(
あ
)
のお方が、出て
入
(
いら
)
っしゃったらばお
水
(
ひや
)
を掛けてお上げ遊ばせ、お
手拭
(
てぬぐい
)
は
此処
(
こゝ
)
にございます」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お
水
(
ひや
)
を一口という
息切
(
いきぎれ
)
のする
女
(
むすめ
)
が、とても
不可
(
いけ
)
ません、
済
(
すま
)
ないこッてすがせめてお一人だけならばと、
張
(
はり
)
も意気地もなく母親の帯につかまって、
別際
(
わかれぎわ
)
に
忍泣
(
しのびなき
)
に泣いたのを
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
美紗 (かつに)お
水
(
ひや
)
。(端のほうに掛けて食卓に頬杖をついている)
喪服
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「息づかいがお荒うございますのね。お
水
(
ひや
)
でも……」
怪しの者
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「お
水
(
ひや
)
を持ってきてあげましょうか。」
野ざらし
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
▼ もっと見る
「
水
(
ひや
)
を持って参りましょうか」
嫁取り二代記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
さて萩原は便所から出て参りますと、嬢様は恥かしいのが一杯で只
茫然
(
ぼんやり
)
としてお
水
(
ひや
)
を掛けましょうとも何とも云わず、
湯桶
(
ゆおけ
)
を両手に支えているを、新三郎は見て取り
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「よく、お前、
呼吸
(
いき
)
を殺していられてね、苦しいだろう、湯か、お
水
(
ひや
)
でも上げようかい。」
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
美紗 お
水
(
ひや
)
といったら、お水を持ってくれぁいいのよ。
喪服
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「放せ、ひ、
水
(
ひや
)
など、要るか」
嫁取り二代記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「お
水
(
ひや
)
。」と光子は云った。
生あらば
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
(お
水
(
ひや
)
を取かえて参りましょうか。)
枕頭
(
まくらもと
)
にあるんですから。(いや、熱い湯だ。……時々こんな事がある。飲過ぎたと見えて寒気がする。)……これが
襖
(
ふすま
)
越しのやりとりよ。……
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
落人の
体
(
てい
)
である。その
饂飩屋
(
うどんや
)
へ入った時は、さすがにお悦が「お
水
(
ひや
)
を、お水を。」と云った。そうして、立続けに
煽
(
あお
)
って、はじめて酔ったように、……ぼっと血の色が顔に上ったのである。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
……小いお
娘様
(
あねえさま
)
もその御縁で、学校のお帰りなんぞに、(小母さんお
水
(
ひや
)
を一杯。)なんて、お寄りなすって下さいますし、土地第一の
貴女方
(
あなたがた
)
に御心安く願いますので、房州出のこんな田舎ものも
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「お
水
(
ひや
)
を?」
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“水”の解説
とは、化学式 H
2
O で表される、水素と酸素の化合物である。日本語においては特に湯と対比して用いられkojien_5、液体ではあるが温度が低く、かつ凝固して氷にはなっていない物を言う。また、液状の物全般を指すkojien_5。
この項目では、水に関する文化的な事項を主として解説する。水の化学的・物理学的な事項は「水の性質」を参照。
(出典:Wikipedia)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“水”を含む語句
水腫
清水
洪水
水底
水溜
水草
水瓶
水精
水面
水辺
水兵
手水鉢
水晶
水洟
出水
冷水
水沫
水口
水槽
水馬
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