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毛
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もう
ふりがな文庫
“
毛
(
もう
)” の例文
夫
(
それ
)
は
何
(
ど
)
うも
往
(
い
)
かぬな、
併
(
しか
)
しさういふのには
魔睡剤
(
ますゐざい
)
を
用
(
もち
)
ゆると
直
(
すぐ
)
に
癒
(
なほ
)
るて、モルヒネをな、エート一ゲレンは一
厘
(
りん
)
六
毛
(
もう
)
華族のお医者
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
とかく言い争ってみたが、前とは打って変って
毛
(
もう
)
旦那は
解
(
かい
)
の兄弟の言いがかりだと言い張って相手にしない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
死は前からの覚悟ぞ!たとえ逆徒の
刃
(
やいば
)
に
斃
(
たお
)
れようとも、百年の大計のためには、安藤対馬の命ごとき一
毛
(
もう
)
じゃ。攘夷を
唱
(
とな
)
うる者共の言もまた対馬には片腹痛い。
老中の眼鏡
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
一匹の蛇を江西の
毛
(
もう
)
という蛇使いの男のところへ届けてくれと言いました。
中国怪奇小説集:09 稽神録(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「
毛
(
もう
)
将軍と
南
(
なん
)
将軍の二人でございます。」
織成
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
▼ もっと見る
道を廻って、二人は山腹の豪勢なお
大尽
(
だいじん
)
やしきの門を叩いた。まだほの暗い早朝だ。
荘丁
(
いえのこ
)
らは渋い目をこすッて何かと出て来る。
毛
(
もう
)
旦那もやがてあとから現われた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
安陸
(
あんりく
)
の
毛
(
もう
)
という男は毒蛇を食いました。
中国怪奇小説集:09 稽神録(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鷲
(
わし
)
の一
毛
(
もう
)
にもたらず、かれの姿は、
翼
(
つばさ
)
のかげにありとも見え、なしとも思われつつ、鷲そのものも、たちまち
鳩
(
はと
)
のごとく小さくなり、
雀
(
すずめ
)
ほどにうすらぎ、やがて、一点の
黒影
(
こくえい
)
となって
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それがいまむじつの罪で牢内にいるばかりか、
悪
(
わる
)
庄屋の
毛
(
もう
)
に買収されて、その
女婿
(
むこ
)
の与力から奉行、牢屋あずかりまでみながグルになって、
解
(
かい
)
の兄弟を闇から闇へ殺そうとしているんです
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
将来
天下人
(
てんかびと
)
の
兆瑞
(
ちょうずい
)
がお見えあそばすということ、君のおんためには死も一
毛
(
もう
)
より軽しということ、それから、こんどは手まえ
味噌
(
みそ
)
で天下の
野武士
(
のぶし
)
はわが指一本にうごくというじまん、
幻術
(
げんじゅつ
)
は天下
無双
(
むそう
)
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“毛”の意味
《名詞》
(け)鳥類や哺乳類の体表をおおう、糸状のもの。体毛。
(け)髪。毛髪。
(出典:Wiktionary)
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“毛”を含む語句
毛布
刷毛
赤毛布
羽毛
眉毛
山毛欅
冠毛
毛氈
毛皮
白毛
捲毛
紅毛
毛髪
髪毛
毛頭
毛莨
縮毛
毛受
慄毛
古毛布
...