“縮毛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちぢれげ44.4%
ちゞれつけ33.3%
ちゞれけ11.1%
ちゞれげ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝風の和やかな気動が、復六の縮毛(ちぢれげ)をなぶるように揺すっていたが、彼は思案げに手を揉(も)み合せるのみで、再びあの微笑が頬に泛(うか)んではこなかった。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そんな事を云ひながら、二三度縮毛(ちゞれつけ)の頭を下げた。給仕は吹出しさうな顏をして引さがつた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
更(あらた)めて其(そ)の印(しるし)を見(み)せう、……前刻(さきに)も申(まを)した、鮫膚(さめはだ)の縮毛(ちゞれけ)の、醜(みにく)い汚(きたな)い、木像(もくざう)を、仔細(しさい)ありげに装(よそほ)ふた、心根(こゝろね)のほどの苦々(にが/\)しさに、へし折(を)つて捻切(ねぢき)つた、女(をんな)の片腕(かたうで)、今(いま)返(かへ)すわ、受取(うけと)れ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
荻沢は少し道理(もっとも)なる議論と思い「成る程分(わか)った天然(うまれつき)の縮毛(ちゞれげ)で無いからお紺の毛では無いと云うのだナ(大)サア夫が分れば追々云いましょう、 ...
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)