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ありてい
ふりがな文庫
“
有體
(
ありてい
)” の例文
新字:
有体
着たるは一
郷
(
がう
)
に
往々
(
まゝ
)
ある事
加之
(
そのうへ
)
女が死骸も他人にて
白妙
(
しろたへ
)
に相違なし然らば惣内里では有まじサア
有體
(
ありてい
)
に白状致せ
左右
(
とかく
)
強情を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
有體
(
ありてい
)
に言へば、私は女といふものに初めて子供らしい情熱を感じました。私はお文さんを堅く抱締めたこともあります。斯の子供らしさは、近所の他の家の娘にも起りました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
書物
(
しよもつ
)
を
讀
(
よ
)
むのは
極
(
ごく
)
惡
(
わる
)
う
御座
(
ござ
)
います。
有體
(
ありてい
)
に
云
(
い
)
ふと、
讀書
(
どくしよ
)
程
(
ほど
)
修業
(
しゆげふ
)
の
妨
(
さまたげ
)
になるものは
無
(
な
)
い
樣
(
やう
)
です。
私共
(
わたくしども
)
でも、
斯
(
か
)
うして
碧巖
(
へきがん
)
抔
(
など
)
を
讀
(
よ
)
みますが、
自分
(
じぶん
)
の
程度
(
ていど
)
以上
(
いじやう
)
の
所
(
ところ
)
になると、
丸
(
まる
)
で
見當
(
けんたう
)
が
付
(
つ
)
きません。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
傳
(
つた
)
へお菊に
繩
(
なは
)
をうたせ又娘お熊手代忠八兩人に
向
(
むか
)
はれ其方共
日來
(
ひごろ
)
密通
(
みつつう
)
いたし
居
(
をり
)
聟
(
むこ
)
の又七を殺さんとせし段
不屆
(
ふとゞき
)
なり
有體
(
ありてい
)
に申立よと
有
(
あり
)
て
直
(
すぐ
)
に繩を掛させられしかばお常是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
割
(
わる
)
ではないか
有體
(
ありてい
)
に申せよと如何なる
惡人
(
あくにん
)
とても成
丈
(
たけ
)
吟味の上にも吟味致さるゝこそ有り難けれ
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
體
部首:⾻
23画
“有”で始まる語句
有
有難
有無
有様
有之
有頂天
有耶無耶
有名
有明
有体