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故
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がら
ふりがな文庫
“
故
(
がら
)” の例文
役人
衆
(
しう
)
へ
遣
(
つかは
)
したと申事是は人の
噂
(
うはさ
)
なれば
聢
(
しか
)
とは申上兼れ共九郎兵衞夫婦の者
甚
(
はなは
)
だ
怪
(
あや
)
しく存じ候と事
細密
(
こまか
)
に
長々
(
なが/\
)
と申立ければ
縫殿頭殿
(
ぬひのかみどの
)
にはシテ其法事を頼に參りし寺の名は
何
(
なに
)
と申又其事
故
(
がら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
盡
(
つく
)
されしは京都
堂上方
(
だうじやうがた
)
の
御内
(
みうち
)
に
關係
(
かゝはる
)
の事
故
(
がら
)
なればなり
然
(
され
)
ど四海に
轟
(
とゞろ
)
く
明智
(
めいち
)
の
忠相
(
たゞすけ
)
殿ゆゑ
始終
(
しじう
)
の所まで
洞察
(
みとほ
)
されて
嚴敷
(
きびしく
)
問
(
たづね
)
られければ
大惡
(
だいあく
)
無道
(
ぶだう
)
の安間平左衞門も終に白状に及び口書も
相濟
(
あひすみ
)
御
咎
(
とがめ
)
の次第を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御勸め申上候まゝ
元來
(
もとより
)
惡心
(
あくしん
)
の有せらるゝ殿樣ゆゑ
一方
(
ひとかた
)
ならず御意に
入
(
いり
)
日々惡事のみ相談あるにより私し事も遠からず平左衞門殿の手に
係
(
かゝ
)
り候はんと思ひ
定
(
さだ
)
め※私し
亡後
(
なきあと
)
は何の樣子も御存なく
御歎
(
おなげき
)
も有らんかと存じ此事
故
(
がら
)
あら/\
書殘
(
かきのこ
)
し參らせ候
猶
(
なほ
)
委
(
くは
)
しく申上度候へども少時間の
隙
(
ひま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“故”の意味
《名詞》
(ふる)使い古したもの。おさがり。
(ふる)年を経たこと。
(ふる)以前のもの。
(ゆえ、体言や活用語の連体形などに付いて用いられる)理由。わけ。特別な事情。
(ゆえ)由緒。
(ゆえ)おもむき。
(ゆえ)縁故。
(ゆえ)故障。
《形容動詞》
(ことさら)故意に。わざと。わざわざ。
(ことさら)とりたてて。とりわけ。特に。格別。
(出典:Wiktionary)
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
“故”を含む語句
何故
故郷
事故
故障
故意
其故
縁故
故々
故家
所故
反故
故里
故事
故国
故人
物故
故主
何故々々
故買
故國
...