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拔
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ぬか
ふりがな文庫
“
拔
(
ぬか
)” の例文
新字:
抜
暫く御待下されよと云に理左衞門はイヤ成ぬ此間より數日の責に白状せぬ
強情者
(
がうじやうもの
)
是非
(
ぜひ
)
今日は骨を
挫
(
ひし
)
き肉を
叩
(
たゝ
)
きても言さにや置ぬ
譫言
(
たはごと
)
拔
(
ぬか
)
すな夫責よと下知なすを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「俺は立ち會はない方がよからう。——
拔
(
ぬか
)
りもあるまいがこいつは久吉の命に
關
(
かゝ
)
はることだ。隱宅を飛び出してから四半刻(三十分)の間、どこにゐたか、そいつを訊くんだぜ」
銭形平次捕物控:133 井戸の茶碗
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
拔
(
ぬか
)
しながら見れば見るほど
美
(
うつ
)
くしきお光はいとゞ
面
(
おも
)
はゆげの
形
(
かたち
)
に
此方
(
こなた
)
も
心中
(
こゝろ
)
時
(
とき
)
めき
言
(
いは
)
んとしては
口籠
(
くちごも
)
る究りの
惡
(
わる
)
きを
隱
(
かく
)
さんと思へば立て
箱
(
はこ
)
の
中
(
うち
)
より
新
(
あたら
)
しき
本
(
ほん
)
種々
(
いろ/\
)
取り出し之を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
舁上
(
かきあげ
)
れば
御機嫌能
(
ごきげんよ
)
うと一同に見送る中に女房は
呉々
(
くれ/″\
)
お節が頼み事
首尾能
(
しゆびよく
)
成就
(
じやうじゆ
)
なす樣にと云に藤八
莞爾
(
につこ
)
と笑ひ
其處
(
そこ
)
に
拔
(
ぬか
)
りが有者かと
夜明烏
(
よあけがらす
)
と
諸
(
もろ
)
ともに
寢
(
ね
)
ぐらを放れ
行
(
ゆく
)
空
(
そら
)
は花の島田を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
拔
部首:⼿
8画
“拔”を含む語句
拔出
拔群
見拔
切拔
拔刀
垢拔
間拔
引拔
通拔
釘拔
拔萃
駈拔
染拔
拔取
出拔
拔放
拔手
素破拔
拔目
拔荷
...