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手首
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たなくび
ふりがな文庫
“
手首
(
たなくび
)” の例文
前途
(
ゆくて
)
の路もおぼつかなきまで黒みわたれる森に入るに、
樅
(
もみ
)
柏
(
かしは
)
の
大樹
(
おほき
)
は枝を交はし葉を重ねて、杖持てる我が
手首
(
たなくび
)
をも青むるばかり茂り合ひ、梢に懸れる
松蘿
(
さるをがせ
)
は
鬖〻
(
さん/\
)
として静かに垂れ
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
其右の手の
手首
(
たなくび
)
をアキルリュウスは手に取りぬ。
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
笑
(
わら
)
ふて
聞
(
き
)
く
胸
(
むな
)
ぐるしさ
思
(
おも
)
ひに
痩
(
やせ
)
し
手首
(
たなくび
)
に
取
(
と
)
りすがりてお
羨
(
うらや
)
ましやお
高
(
たか
)
さまのお
手
(
て
)
の
細
(
ほそ
)
さよお
酢
(
す
)
めし
上
(
あが
)
りしか
御傳授
(
ごでんじゆ
)
聞
(
き
)
きたしと
眞面目
(
まじめ
)
に
問
(
と
)
ふ
人
(
ひと
)
可笑
(
をか
)
しくはなくて
其心根
(
そのこゝろね
)
羨
(
うらや
)
ましくなりぬ
其
(
そ
)
の
人々
(
ひと/″\
)
歸
(
かへ
)
り
果
(
は
)
てゝより
一時間許
(
いちじかんばかり
)
待
(
ま
)
つには
長
(
なが
)
き
時間
(
じかん
)
ながら
車
(
くるま
)
の
音
(
おと
)
門
(
かど
)
にも
聞
(
きこ
)
えず
捨
(
すて
)
置
(
お
)
かれなば
未
(
ま
)
だしもなれどお
茶
(
ちや
)
參
(
まゐ
)
らせよお
菓子
(
くわし
)
あがれ
夜
(
よ
)
は
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
しかく陳じて左手をのべ、彼の兩手の
手首
(
たなくび
)
を
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
“手首”の解説
手首(てくび、en: wrist)とは、掌(てのひら)と腕がつながっているところのこと。また、てのひらと腕をつなぐ関節のこと。
(出典:Wikipedia)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭