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戦線
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せんせん
ふりがな文庫
“
戦線
(
せんせん
)” の例文
旧字:
戰線
あのはてしない
戦線
(
せんせん
)
で、あるときは、にごった
大
(
おお
)
きな
川
(
かわ
)
を
渡
(
わた
)
り、あるときは、けわしい
岩山
(
いわやま
)
をふみこえて、
頑強
(
がんきょう
)
にていこうする
敵兵
(
てきへい
)
と、すさまじい
砲火
(
ほうか
)
をまじえ、これを
潰滅
(
かいめつ
)
し
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
西部
(
せいぶ
)
第
(
だい
)
二
戦線
(
せんせん
)
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、その
父親
(
ちちおや
)
が、
中支
(
ちゅうし
)
の
戦線
(
せんせん
)
で、
激戦
(
げきせん
)
の
際
(
さい
)
、
戦死
(
せんし
)
を
遂
(
と
)
げたという
知
(
し
)
らせがとどいたので、さすがに、
家
(
いえ
)
のものはじめ、
村
(
むら
)
の
人々
(
ひとびと
)
は、まったく
夢
(
ゆめ
)
のような
気
(
き
)
がしたのであります。
僕はこれからだ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
戦線
(
せんせん
)
では、
兵隊
(
へいたい
)
も
馬
(
うま
)
もいっしょだからよ。
馬
(
うま
)
はおとなしい、ききわけのあるかわいいやつで
口
(
くち
)
をきかないだけさ。ピシりとたたかれると、おれがたたかれるような
気
(
き
)
がしてね。」と
秀作
(
しゅうさく
)
さんは
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
みんなが
今度
(
こんど
)
の
聖戦
(
せいせん
)
は、
東洋永遠
(
とうようえいえん
)
の
平和
(
へいわ
)
のために、じゃまになるものは、いっさいをのぞくのであるから、
簡単
(
かんたん
)
にいくわけがなく、
戦線
(
せんせん
)
と
銃後
(
じゅうご
)
を
問
(
と
)
わず、
心
(
こころ
)
を一つにして、ともに
苦
(
くる
)
しみ、
相助
(
あいたす
)
け
合
(
あ
)
い
村へ帰った傷兵
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
「
傷
(
きず
)
がなおったら、
早
(
はや
)
く
戦線
(
せんせん
)
へ
帰
(
かえ
)
ろう。」
少女と老兵士
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“戦線”の意味
《名詞》
戦線(せんせん)
戦闘の最前線。
政治運動や社会運動における闘争の場。
(出典:Wiktionary)
“戦線”の解説
軍事用語としての戦線(せんせん)には複数の意味が存在する。
(出典:Wikipedia)
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
線
常用漢字
小2
部首:⽷
15画
“戦”で始まる語句
戦
戦慄
戦争
戦々兢々
戦捷
戦袍
戦死
戦場
戦闘
戦塵