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ふりがな文庫
“
愛蘭
(
アイルランド
)” の例文
従って
愛蘭
(
アイルランド
)
の労働者の労賃の一定部分(例えば四分の一または五分の一)は、工業品や外国品をほとんどいくらも買えないであろう。
人口論:03 第三篇 人口原理より生ずる害悪を除去する目的をもってかつて社会に提案または実施された種々の制度または方策について
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
(ハリスを英人だと言へば
或
(
あるひ
)
は
憤
(
おこ
)
り出すかも知れない、生れは
愛蘭
(
アイルランド
)
で今は
亜米利加
(
アメリカ
)
にゐるが、自分では
巴里人
(
パリジヤン
)
の積りでゐるらしいから)
茶話:01 大正四(一九一五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
先ず本国の
愛蘭
(
アイルランド
)
より却って米国に於て早く認められて今は一部の偶像のように成っている Lord Dunsany に就て書こう。
最近悦ばれているものから
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
(叫ぶ)勇士たち、行け!
明日
(
あす
)
こそわしはお前等を従えて行こう——わしと、「
必勝者
(
かつひと
)
」コナイルと、
愛蘭
(
アイルランド
)
一の勇士クウフリンとで!
ウスナの家
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
旅行者のもつ俗な
善意
(
グッド・ウイル
)
と口笛の気軽さで、野花とみどりの斜面と羊のむれのケント州の心臓を走って、「ある日大きな
倫敦
(
ロンドン
)
へ
愛蘭
(
アイルランド
)
人がやってきた」
踊る地平線:02 テムズに聴く
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
▼ もっと見る
その時泉原が
不図
(
ふと
)
思い浮べたのは同店の
顧客
(
とくい
)
のA老人であった。老人は
愛蘭
(
アイルランド
)
北海岸、ゴルウェーの由緒ある地主で、一年の大半は
倫敦
(
ロンドン
)
に暮している。
緑衣の女
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
「新思潮」が復活するまでの間、僕は大学の研究室で
愛蘭
(
アイルランド
)
劇をよんでゐた関係で現代劇を研究するつもりだつたから、
茲
(
こゝ
)
で、僕は戯曲は大抵読んだ。
世に出る前後
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
その養子の話によりますと、御存じか知りませんが、このS岬のマリイさんと申しますのは、
愛蘭
(
アイルランド
)
人のお袋さんの血を受けているので御座いましょう。
S岬西洋婦人絞殺事件
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
英の
愛蘭
(
アイルランド
)
を支配するすでに三百年になるが、今なお治まらず、永くその累を受けて処置に苦しんでいるでないか。
永久平和の先決問題
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
ぬきえもんに着た
襟
(
えり
)
の
框
(
かまち
)
になっている部分に
愛蘭
(
アイルランド
)
麻
(
あさ
)
のレースの下重ねが
清楚
(
せいそ
)
に
覗
(
のぞ
)
かれ、それからテラコッタ型の完全な
円筒
(
えんとう
)
形の
頸
(
くび
)
のぼんの窪へ移る間に
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
(
愛蘭
(
アイルランド
)
に旅客となってすでに三週間を経たが、風も雨もさむざむとして秋に似ている。残念ながら花開くの時期はまだ遠く、春をもとめて四月には
威州
(
ウェールズ
)
に入ったのだった。)
南半球五万哩
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
愛蘭
(
アイルランド
)
の百姓に及ばぬかも知れぬが、先ず国家の組織あるいは公益ということを知り、大統領を選ぶときにも、村長を選ぶ時にも、必ず不正不潔な行為をしてはならぬ、国家のため
教育の目的
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「これは
吝嗇
(
けち
)
でナカ/\払わないことさ。
愛蘭
(
アイルランド
)
人払いってのは……」
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
あの
愛蘭
(
アイルランド
)
の民謡が、とてもたまらないのはそのためだ。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
最終
(
すえ
)
の日に、国民のすべてが王の魂を持つ時が来れば、その時、
愛蘭
(
アイルランド
)
は全世界の国々の中で第一位の国となるのでありましょう。
ウスナの家
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
愛蘭
(
アイルランド
)
においては、労働の貨幣価格は
英蘭
(
イングランド
)
の半ば以上を多く出でない。彼らの得る食物量はその極めて低い価格を償うに足らない。
人口論:03 第三篇 人口原理より生ずる害悪を除去する目的をもってかつて社会に提案または実施された種々の制度または方策について
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
サー・ロバアート・ポールといへば
愛蘭
(
アイルランド
)
生れの名高い天文学者で、
剣橋
(
ケンブリツヂ
)
大学で天文学の講座を受持つてゐる先生だが、幾ら天文学者だからといつて
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
そいつを
一等運転手
(
チーフメート
)
が腕ずくで押し止めようとする。そいつを又、乗客の中に居た、
愛蘭
(
アイルランド
)
の海軍将校上りが感付いて、船中に宣伝して廻ったから
堪
(
た
)
まらない。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
草を踏んで近づいてくる
跫音
(
あしおと
)
が私たちをふり向かせた。さっきの切符売りの老人である。眼の蒼い、
愛蘭
(
アイルランド
)
人の微笑とともに、そっと彼の
低声
(
こごえ
)
が私たちの耳のそばを流れた。
踊る地平線:03 黄と白の群像
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
(
愛蘭
(
アイルランド
)
に旅客となってすでに三週間を経た。風雨はいよいよすずしく気候は秋に似ている。残念なことには花咲く時期はまだやってこない。春をもとめて四月に
威
(
ウェールズ
)
州に入った。)
西航日録
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
しかし陸海軍及び商業に加えられた六四〇、〇〇〇の男子のうち、三分の一以上は
愛蘭
(
アイルランド
)
人と外国人であったはずであると計算されている。
人口論:02 第二篇 近代ヨオロッパ諸国における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
彼こそ
愛蘭
(
アイルランド
)
を救うであろう。カスバの予言もはずれるであろう。彼は大なる王となり、全
愛蘭
(
アイルランド
)
が彼を王と呼ぶことになろう。
ウスナの家
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
女史は船には強い方ではなかつたが、それでも二等室にゐた
愛蘭
(
アイルランド
)
人の一人が、ひどく弱り込んでゐるのを見ると、もうじつとして居られなくなつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
突如としてかかる対×国外交の硬化を象徴する事件の勃発を見たるは右××協商の経過が、外電報ずるところの
愛蘭
(
アイルランド
)
の独立に関する英米関係の悪化に影響せられて好転し
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
(海の風が吹きやんで月はまどかに見え、一望するうちに英国の北の山々を送り迎えて船は進む。汽笛一声は船客の夢を破り、外輪船はすでに
愛蘭
(
アイルランド
)
の湾内に入っていたのであった。)
南半球五万哩
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
青い眼の
愛蘭
(
アイルランド
)
人の微笑だった。
踊る地平線:03 黄と白の群像
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
馬鈴薯で支払を受ける
愛蘭
(
アイルランド
)
の労働者は、小麦で支払を受ける
英蘭
(
イングランド
)
の労働者の所得で養い得る人数の二倍の人数を養うに足る生活資料を得た。
人口論:03 第三篇 人口原理より生ずる害悪を除去する目的をもってかつて社会に提案または実施された種々の制度または方策について
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
紐育
(
ニユーヨーク
)
に
愛蘭
(
アイルランド
)
生れの音楽家ヴヰクトル・ヘルバルトといふ男が居る。最近この音楽家に男の児が生れた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
驚かして、輪船はすでに
愛蘭
(
アイルランド
)
のベルファスト湾の内に入ったのであった。
西航日録
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
直ちに
西比利亜
(
シベリア
)
出征米国司令官、日本、及び支那駐在の米国使臣と秘密裡に交渉を重ね、又、他方面には英国
愛蘭
(
アイルランド
)
の独立運動に潜入せるJ・I・Cの密偵首領と十分なる協議を遂げた
後
(
のち
)
、
露西亜
(
ロシア
)
と
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
第十章
蘇格蘭
(
スコットランド
)
及び
愛蘭
(
アイルランド
)
における人口に対する妨げについて / 第八章 同上 / 第十章 同上 / 第四章 第五章
人口論:00 訳序/凡例/解説/序言/前書
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
愛蘭
(
アイルランド
)
の詩人イエエツは
気分
(
ムウド
)
ほど大切なものはない、歴史上の大事件でも煎じつめると、ふとした人間の気分一つに
原
(
もと
)
づいてゐるのを見付けることが少くないといつてゐるが、実際さうで
茶話:06 大正十一(一九二二)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
発
二
英蘭
一
到
二
愛蘭
一
舟中作(
英蘭
(
イングランド
)
を発って
愛蘭
(
アイルランド
)
に至る舟中の作)
南半球五万哩
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
愛蘭
(
アイルランド
)
の特有の事情から見て、平均死亡率、及び出生、結婚の人口に対する比率を知るのは極めて興味あることであろう。
人口論:02 第二篇 近代ヨオロッパ諸国における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
地方自治の事か何かで、氏は例の白熱のやうな雄弁で、自治は
愛蘭
(
アイルランド
)
にも、自治は
蘇格蘭
(
スコツトランド
)
にも、自治は
威耳斯
(
ヱールス
)
にも許さなければならないと言つて、勢ひ込んでとんと
卓子
(
テーブル
)
を一つ
叩
(
どや
)
しつけた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
最近の一八二一年の人口実測によれば、
愛蘭
(
アイルランド
)
の人口は六、八〇一、八二七であるが、一六九五年にはそれはわずかに一、〇三四、〇〇〇と見積られた。
人口論:02 第二篇 近代ヨオロッパ諸国における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
ロンドンで子供を役に立つまで育て上げるには、小屋で襤褸に包まれオウトミイルと馬鈴薯で養われた同じ年齢の人間を、
蘇格蘭
(
スコットランド
)
や
愛蘭
(
アイルランド
)
で買うよりも、遥かに費用が多くかかるであろう。
人口論:01 第一篇 世界の未開国及び過去の時代における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
蘭
漢検準1級
部首:⾋
19画
“愛蘭”で始まる語句
愛蘭土
愛蘭土人
愛蘭土劇
愛蘭土星学
愛蘭式失言