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建
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たつ
ふりがな文庫
“
建
(
たつ
)” の例文
至極
(
しごく
)
上手の女にあらざれば此おはたやを
建
(
たつ
)
る事なければ、
他
(
た
)
の
婦女
(
ふぢよ
)
らがこれを
羨
(
うらやむ
)
事、
比諭
(
たとへ
)
ば
階下
(
かいか
)
にありて
昇殿
(
しようでん
)
の
位
(
くらゐ
)
をうらやむがごとし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
延宝二年、島谷市右衛門ら、無人の島嶼を巡検し、天照皇太神ほか二神を勧請し、「日本内」の木標を
建
(
たつ
)
ボニン島物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
建築は
元
(
もと
)
より人工のものなれば風土気候の
如何
(
いかん
)
によらず
亜細亜
(
アジヤ
)
の
土上
(
どじょう
)
に
欧羅巴
(
ヨウロッパ
)
の塔を
建
(
たつ
)
るも容易であるが、天然の植物に至っては人意のままに
猥
(
みだり
)
にこれを移し植えることは出来ない。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
七日、三角測量吏吉村氏は※別山に三角台を
建
(
たつ
)
るが為めに来泊す。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
事のよしをつげてお菊が
戒名
(
かいみやう
)
をもとめ、お菊が
溺死
(
おぼれしゝ
)
たる
橋
(
はし
)
の
傍
(
かたはら
)
に髪の毛を
埋
(
うづ
)
め
石塔
(
せきたふ
)
を
建
(
たつ
)
る事すべて人を
葬
(
はうふ
)
るが
如
(
ごと
)
くし、みなあつまりてねんごろに
仏事
(
ぶつじ
)
を
営
(
いとな
)
みしに
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
雪竿といへば越後の
事
(
こと
)
として
俳句
(
はいく
)
にも見えたれど、此国に於て高田の外
无用
(
むよう
)
の雪
竿
(
さを
)
を
建
(
たつ
)
る
処
(
ところ
)
昔はしらず今はなし。
風雅
(
ふうが
)
をもつて我国に
遊
(
あそ
)
ぶ人、雪中を
避
(
さけ
)
て三
夏
(
か
)
の
頃
(
ころ
)
此地を
踏
(
ふむ
)
ゆゑ、
越路
(
こしぢ
)
の雪をしらず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
建
常用漢字
小4
部首:⼵
9画
“建”を含む語句
建築
建立
階建
建物
建部
煉瓦建
新建
長屋建
家建
建造
建築物
建前
再建
建仁寺垣
建直
建増
福建
建込
建安
建久
...