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建前
ふりがな文庫
“建前”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たてまえ
86.4%
たてまへ
13.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たてまえ
(逆引き)
絶対に侵入するを許さざる
建前
(
たてまえ
)
により、
戒厳令中
(
かいげんれいちゅう
)
は、たとえ黒馬博士なりとも、ベトンを越えて日本要塞内に入ることを許されず。
地球要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
阿波屋の離れ座敷を
普請
(
ふしん
)
することになって、あっしがその
建前
(
たてまえ
)
をあずかったんでございます。……このほうにはべつに話はございません。
顎十郎捕物帳:24 蠑螈
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
建前(たてまえ)の例文をもっと
(19作品)
見る
たてまへ
(逆引き)
岡つ引の
建前
(
たてまへ
)
として、トコトンまで調べ拔いて、
下手人
(
げしゆにん
)
の顏を見てやりたい心持で一パイだつたのです。
銭形平次捕物控:294 井戸端の逢引
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鍛冶屋
(
かぢや
)
の男が重い
鉄槌
(
てつゝち
)
に力をこめて、カンカンと赤い火花を
通
(
とほり
)
に散らして
居
(
ゐ
)
ると、
其隣
(
そのとなり
)
には
建前
(
たてまへ
)
をしたばかりの屋根の上に大工が二三人
頻
(
しき
)
りに釘を
打附
(
うちつ
)
けて
居
(
ゐ
)
た。
父の墓
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
建前(たてまへ)の例文をもっと
(3作品)
見る
建
常用漢字
小4
部首:⼵
9画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“建”で始まる語句
建
建立
建物
建築物
建築
建場
建部
建武
建具
建仁寺垣
“建前”のふりがなが多い著者
中里介山
壺井栄
梅崎春生
林不忘
久生十蘭
三遊亭円朝
島崎藤村
長谷川時雨
田山花袋
夢野久作