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居室
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へや
ふりがな文庫
“
居室
(
へや
)” の例文
居室
(
へや
)
に
歸
(
かへ
)
つて
見
(
み
)
ると、ちやんと
整頓
(
かたづい
)
て
居
(
ゐ
)
る。
出
(
で
)
る
時
(
とき
)
は
書物
(
しよもつ
)
やら
反古
(
ほご
)
やら
亂雜
(
らんざつ
)
極
(
きは
)
まつて
居
(
ゐ
)
たのが、
物
(
もの
)
各々
(
おの/\
)
所
(
ところ
)
を
得
(
え
)
て
靜
(
しづ
)
かに
僕
(
ぼく
)
を
待
(
まつ
)
て
居
(
ゐ
)
る。
都の友へ、B生より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
彼女
(
あれ
)
は眠っている、眠っている、死んだのではない! わしは
居室
(
へや
)
に行って呼んで見よう、美しいものよ、眼をさませ! わしだ、コノール王だ! と言って見よう。
ウスナの家
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
同時
(
どうじ
)
に
一室
(
ひとま
)
措
(
お
)
いた
奧
(
おく
)
の
居室
(
へや
)
から
震
(
ふる
)
へ
聲
(
ごゑ
)
で、
何
(
なん
)
でせうね。
更
(
さら
)
に、
一寸
(
ちよつと
)
何
(
なん
)
でせうね。
止
(
や
)
むことを
得
(
え
)
ず、えゝ、
何
(
なん
)
ですか、
音
(
おと
)
がしますが、と、
之
(
これ
)
をキツカケに
思
(
おも
)
ひ
切
(
き
)
つて
障子
(
しやうじ
)
を
開
(
あ
)
けた。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
卒業されてから十八年の長い間、全く消息を絶っておられた正木先生が、思いがけなく当大学、法医学部の私の
居室
(
へや
)
をノックされましたのには、
流石
(
さすが
)
の私もビックリ致しました。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
黄金と
玻瓈
(
はり
)
の戸ある君が
居室
(
へや
)
は
陽
(
ひ
)
のひかり輝き充てり
ウスナの家
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
▼ もっと見る
自分の
居室
(
へや
)
でありながら自分の
居室
(
へや
)
でない。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“居室”の意味
《名詞》
居 室(きょしつ)
住宅で普段いる部屋のこと。
(法令上の定義)居住、執務、作業、集会、娯楽その他これらに類する目的のために継続的に使用する室のこと(建築基準法第2条第4号)。日本では、採光、換気、地階への設置などに法令上の規制がある(同法第28条、第29条ほか)。
(出典:Wiktionary)
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“居”で始まる語句
居
居候
居睡
居所
居士
居間
居眠
居合
居堪
居処