“寐卷”の読み方と例文
読み方割合
ねまき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからあがつて、夜具やぐすそけてあつた不斷着ふだんぎを、寐卷ねまきうへ羽織はおつたなり、とこ洋燈らんぷげた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
とき着物きものいで、寐卷ねまきうへに、しぼりの兵兒帶へこおびをぐる/\きつけながら
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
宗助そうすけさむいとながら、單衣ひとへ寐卷ねまきうへ羽織はおりかぶつて、縁側えんがはて、雨戸あまどを一まいつた。そとのぞくとなんにもえない。たゞくらなかからさむ空氣くうきにはかにはだせまつてた。宗助そうすけはすぐてた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)