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威權
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ゐけん
ふりがな文庫
“
威權
(
ゐけん
)” の例文
新字:
威権
打
(
うつ
)
のみなり
斯
(
かゝ
)
る處へ引續いて南町奉行大岡越前守殿出馬あり今此車坂下の四ツ辻を
通
(
とほ
)
り
懸
(
かゝ
)
られし處
流石
(
さすが
)
に町奉行の
威權
(
ゐけん
)
あれば町方の者先へ
立
(
たち
)
往來
(
わうらい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
他日幕府の政權を
還
(
かへ
)
せる、其事實に公の
呈書
(
ていしよ
)
に
本
(
もと
)
づけり。當時
幕府
(
ばくふ
)
既に
衰
(
おとろ
)
へたりと雖、
威權
(
ゐけん
)
未だ地に
墜
(
お
)
ちず。公
抗論
(
かうろん
)
して
忌
(
い
)
まず、獨立の見ありと謂ふべし。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
序詞役
威權
(
ゐけん
)
相如
(
あひし
)
く二
名族
(
めいぞく
)
が
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
其方儀
奉行
(
ぶぎやう
)
の申付とは言ながら
賄賂
(
まいない
)
を取役儀を失ひ
無體
(
むたい
)
に
威權
(
ゐけん
)
を
弄
(
ろう
)
し
良民
(
りやうみん
)
を無實の罪に陷し入候條不屆に付
繩附
(
なはつき
)
の
儘
(
まゝ
)
主人へ下さる
家法
(
かはふ
)
に行ひ候樣留守居へ申渡す
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其處へ
置捨
(
おきすて
)
にして
逃失
(
にげうせ
)
し由又其時檀家と
僞
(
いつは
)
り
參
(
まゐ
)
りたる者も三人是有る趣き兩寺より訴へ出しなり其
節
(
せつ
)
のことは其方も其一人ならん此事有體に
白状
(
はくじやう
)
せよ萬一
隱
(
かく
)
し立なさば
嚴
(
きび
)
しく申付方有ぞと
大音
(
だいおん
)
に
言
(
いは
)
れしかば多兵衞は大岡殿の
威權
(
ゐけん
)
に
呑
(
のま
)
れわな/\
爲
(
し
)
ながら心中に
想
(
おも
)
ひけるは此事斯まで
悟
(
さと
)
られし上はとても
言紛
(
いひまぎら
)
すこと叶は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
威
常用漢字
中学
部首:⼥
9画
權
部首:⽊
21画
“威”で始まる語句
威
威嚇
威張
威勢
威猛高
威丈高
威厳
威力
威儀
威圧