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地気
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ちき
ふりがな文庫
“
地気
(
ちき
)” の例文
さて春を
迎
(
むか
)
へて寒気次第に
和
(
やは
)
らぎ、その年の
暖気
(
だんき
)
につれて雪も
降止
(
ふりやみ
)
たる二月の
頃
(
ころ
)
、
水気
(
すゐき
)
は
地気
(
ちき
)
よりも
寒暖
(
かんだん
)
を
知
(
し
)
る事はやきものゆゑ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
第一節は「
地気
(
ちき
)
雪と成る弁」であって、天地の間に、三つの
際
(
へだて
)
があって、地に近い
温際
(
おんさい
)
から地気が昇って行って
冷際
(
れいさい
)
に
到
(
いた
)
って、温かなる気が消えて雨や雪になるという話が書いてある。
語呂の論理
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
凡
(
およそ
)
天より
形
(
かたち
)
を
為
(
な
)
して
下
(
くだ
)
す
物
(
もの
)
○
雨
(
あめ
)
○
雪
(
ゆき
)
○
霰
(
あられ
)
○
霙
(
みぞれ
)
○
雹
(
ひよう
)
なり。
露
(
つゆ
)
は
地気
(
ちき
)
の
粒珠
(
りふしゆ
)
する
所
(
ところ
)
、
霜
(
しも
)
は地気の
凝結
(
ぎようけつ
)
する所、
冷気
(
れいき
)
の
強弱
(
つよきよわき
)
によりて
其形
(
そのかたち
)
を
異
(
こと
)
にするのみ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
天寒の
強
(
つよき
)
と
弱
(
よわき
)
とによりて
粒珠
(
つぶ
)
の大小を
為
(
な
)
す、
是
(
これ
)
を
霰
(
あられ
)
とし
霙
(
みぞれ
)
とす。(
雹
(
ひよう
)
は夏ありその
弁
(
べん
)
こゝにりやくす)地の
寒
(
かん
)
強
(
つよ
)
き時は
地気
(
ちき
)
形
(
かたち
)
をなさずして天に
升
(
のぼ
)
る
微温湯気
(
ぬるきゆげ
)
のごとし。天の
曇
(
くもる
)
は是也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味