“團(だん)” の例文
新字:団
今(いま)しも船首甲板(せんしゆかんぱん)に於(お)ける一等運轉手(チーフメート)の指揮(しき)の下(した)に、はや一團(だん)の水夫等(すいふら)は捲揚機(ウインチ)の周圍(しゆうゐ)に走(は)せ集(あつま)つて、次(つぎ)の一令(れい)と共(とも)に錨鎖(べうさ)を卷揚(まきあ)げん身構(みがまへ)。
先達(せんだっ)て私(わたくし)は或るお方のお供をいたして、堀越(ほりこし)團(だん)十郎(ろう)と二人で草津へ参って、彼(か)の温泉に居りましたが、彼処(あすこ)は山へ登(あが)るので車が利きません。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其(その)調(しら)べがすむと、忽(たちま)ち崩(くづ)るゝ如(ごと)き拍手(はくしゆ)のひゞき、一團(だん)の貴女(きぢよ)神士(しんし)ははやピアノ臺(だい)の側(そば)に走(はし)り寄(よ)つて、今(いま)や靜(しづ)かに其處(そこ)を降(くだ)らんとする春枝夫人(はるえふじん)を取卷(とりま)いて、あらゆる讃美(さんび)の言(ことば)をもつて