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咲
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わら
ふりがな文庫
“
咲
(
わら
)” の例文
かく相讓る時に、その
會
(
つど
)
へる人ども、その讓れる
状
(
さま
)
を
咲
(
わら
)
ひき。ここに遂に兄儛ひ訖りて、次に弟儛はむとする時に、
詠
(
ながめごと
)
したまひつらく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
御溝の
那方
(
あなた
)
に長く曳ける我影に
駭
(
おどろ
)
きて、傾く月を見返る男、
眉太
(
まゆふと
)
く
鼻隆
(
はなたか
)
く、一見
凜々
(
りゝ
)
しき勇士の相貌、月に笑めるか、花に
咲
(
わら
)
ふか、あはれ
瞼
(
まぶた
)
の
邊
(
あたり
)
に一掬の微笑を帶びぬ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
明道
(
めいどう
)
の言を
罵
(
ののし
)
って、
豈
(
あに
)
道学の君子の
為
(
わざ
)
ならんやと
云
(
い
)
い、明道の
執見
(
しっけん
)
僻説
(
へきせつ
)
、
委巷
(
いこう
)
の曲士の
若
(
ごと
)
し、誠に
咲
(
わら
)
う可き也、と云い、明道何ぞ
乃
(
すなわ
)
ち自ら
苦
(
くるし
)
むこと
此
(
かく
)
の如くなるや、と云い、
伊川
(
いせん
)
の
言
(
げん
)
を評しては
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
咲
(
わら
)
ふ ひかりを 畏れよ
独楽
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
「
吾
(
あ
)
が
隱
(
こも
)
りますに因りて、天の原おのづから
闇
(
くら
)
く、葦原の中つ國も皆闇けむと思ふを、
何
(
なに
)
とかも天の
宇受賣
(
うずめ
)
は
樂
(
あそび
)
し、また八百萬の神
諸
(
もろもろ
)
咲
(
わら
)
ふ」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
ひかりが
咲
(
わら
)
つてゐる
独楽
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
咲
(
わら
)
ふ可し
醜
(
しゅう
)
愈
(
いよいよ
)
張る。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ここに天の宇受賣白さく、「
汝命
(
いましみこと
)
に
勝
(
まさ
)
りて
貴
(
たふと
)
き神いますが故に、
歡喜
(
よろこ
)
び
咲
(
わら
)
ひ
樂
(
あそ
)
ぶ」と白しき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
咲
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
“咲”を含む語句
早咲
返咲
咲出
室咲
木花咲耶姫
花咲爺
咲子
叢咲
花咲
晩咲
八重咲
咲初
咲満
遅咲
咲交
咲亂
咲乱
咲揃
篠咲
咲埋
...