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咲揃
ふりがな文庫
“咲揃”の読み方と例文
読み方
割合
さきそろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきそろ
(逆引き)
円
(
)
いなだらかな小山のような所を
下
(
)
ると、幾万とも数知れぬ
蓮華草
(
)
が
紅
(
)
う燃えて
咲揃
(
)
う、これにまた目覚めながら
畷
(
)
を拾うと、そこは
稍
(
)
広い街道に
成
(
)
っていた。
菜の花物語
(新字新仮名)
/
児玉花外
(著)
木振賤
(
)
からぬ
二鉢
(
)
の梅の影を帯びて南縁の障子に
上
(
)
り尽せる
日脚
(
)
は、
袋棚
(
)
に据ゑたる
福寿草
(
)
の五六輪
咲揃
(
)
へる
葩
(
)
に輝きつつ、更に唯継の身よりは光も出づらんやうに
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
此
(
)
の
時
(
)
の
旅
(
)
に、
色彩
(
)
を
刻
(
)
んで
忘
(
)
れないのは、
武庫川
(
)
を
過
(
)
ぎた
生瀬
(
)
の
停車場
(
)
近
(
)
く、
向
(
)
う
上
(
)
りの
徑
(
)
に、じり/\と
蕊
(
)
に
香
(
)
を
立
(
)
てて
咲揃
(
)
つた
眞晝
(
)
の
芍藥
(
)
と、
横雲
(
)
を
眞黒
(
)
に、
嶺
(
)
が
颯
(
)
と
暗
(
)
かつた
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
咲揃(さきそろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
咲
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
揃
漢検準1級
部首:⼿
12画
“咲”で始まる語句
咲
咲子
咲亂
咲交
咲出
咲満
咲乱
咲耶媛
咲耶子
咲重
“咲揃”のふりがなが多い著者
児玉花外
尾崎紅葉
泉鏡花