“眉太”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まゆふと50.0%
まゆぶと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御溝の那方あなたに長く曳ける我影におどろきて、傾く月を見返る男、眉太まゆふと鼻隆はなたかく、一見凜々りゝしき勇士の相貌、月に笑めるか、花にわらふか、あはれまぶたあたりに一掬の微笑を帶びぬ。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
眉太まゆぶとは、北条氏の血統的な特徴だが、ややとがり鼻だし、唇は受け唇の方で、ぽかっと、かなつぼ眼が異様だった。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)