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同
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とも
ふりがな文庫
“
同
(
とも
)” の例文
これは家持作だが、天平勝宝七歳三月三日、
防人
(
さきもり
)
を
撿校
(
けんぎょう
)
する勅使、
并
(
ならび
)
に兵部使人等、
同
(
とも
)
に
集
(
つど
)
える
飲宴
(
うたげ
)
で、兵部少輔大伴家持の作ったものである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
慨世の
哭
(
なげき
)
、憂国の涙、二人
相
(
あい
)
持
(
じ
)
して、
泫然
(
げんぜん
)
として泣きしが、
乃
(
すなわ
)
ち酒を
酌
(
く
)
みて
同
(
とも
)
に
盟
(
ちか
)
い、死を以て自ら誓い、
済南
(
せいなん
)
に
趨
(
はし
)
りてこれを守りぬ。景隆は
奔
(
はし
)
りて済南に
依
(
よ
)
りぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
むかしわれ蒼海と
同
(
とも
)
に彼幻境に隠れしころ、山に入りて炭焼、
薪木樵
(
たきゞこり
)
の
業
(
わざ
)
を助くるをこよなき漫興となせしが、又た或時は
彼家
(
かのいへ
)
の老婆に
破衣
(
やれぎぬ
)
を借りて、身をやつしつ
炭売車
(
すみうりぐるま
)
の
後
(
あと
)
に
尾
(
つ
)
きて
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
同君流水落花愁 君と流水落花の愁を
同
(
とも
)
にす。
閉戸閑詠
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
「あたしは行かない。
同
(
とも
)
に国難に赴くのよ」
北支物情
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
▼ もっと見る
一夕
(
いつせき
)
友と
与
(
とも
)
に歩して銀街を過ぎ、
木挽町
(
こびきちやう
)
に入らんとす、第二橋辺に至れば都城の繁熱漸く薄らぎ、家々の
燭影
(
しよくえい
)
水に落ちて、はじめて詩興生ず。われ橋上に立つて友を顧りみ、
同
(
とも
)
に岸上の建家を品す。
漫罵
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
同遊地
同
(
とも
)
に遊びし地
閉戸閑詠
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
“同”の意味
《名詞》
(ドウ)文書中、叙述が記載である場合の表現。
(出典:Wiktionary)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“同”を含む語句
同胞
同一
同伴
同情
一同
同志
同行
同伴者
同僚
同様
共同
同時
同人
同級
御同伴
異口同音
同衾
同朋町
同年
同腹
...