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『漫罵』
ふりがな文庫
『
漫罵
(
まんば
)
』
一夕友と与に歩して銀街を過ぎ、木挽町に入らんとす、第二橋辺に至れば都城の繁熱漸く薄らぎ、家々の燭影水に落ちて、はじめて詩興生ず。われ橋上に立つて友を顧りみ、同に岸上の建家を品す。或は白堊を塗するあり、或は赤瓦を積むもあり、洋風あり、国風あり …
著者
北村透谷
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文學界 十號」文學界雜誌社、1893(明治26)年10月30日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
負
(
たの
)
偽
(
いつ
)
適
(
たまた
)
同
(
とも
)
自
(
おのづか
)
何
(
いづ
)
与
(
とも
)
吁
(
あゝ
)
噫
(
あゝ
)
如
(
し
)
慰藉
(
ゐしや
)
一夕
(
いつせき
)
誇負
(
プライド
)
爰
(
こゝ
)
陋小
(
ろうせう
)
跫音
(
あしおと
)
須
(
すべか
)
能
(
よ
)
糧
(
かて
)
白堊
(
はくあ
)
燭影
(
しよくえい
)
根蔕
(
こんたい
)
曷
(
いづく
)
晏逸
(
あんいつ
)
撞突
(
たうとつ
)
懶眠
(
らんみん
)
憮然
(
ぶぜん
)
強
(
し
)
卑猥
(
ひわい
)
勿
(
なか
)