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古井戸
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ふるゐど
ふりがな文庫
“
古井戸
(
ふるゐど
)” の例文
件
(
くだん
)
の
古井戸
(
ふるゐど
)
は、
先住
(
せんぢう
)
の
家
(
いへ
)
の
妻
(
つま
)
ものに
狂
(
くる
)
ふことありて
其處
(
そこ
)
に
空
(
むな
)
しくなりぬとぞ。
朽
(
く
)
ちたる
蓋
(
ふた
)
犇々
(
ひし/\
)
として
大
(
おほ
)
いなる
石
(
いし
)
のおもしを
置
(
お
)
いたり。
森の紫陽花
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
さうして
黄昏時
(
たそがれどき
)
におつぎはそれを
草刈籠
(
くさかりかご
)
へ
入
(
い
)
れて
後
(
うしろ
)
の
竹藪
(
たけやぶ
)
の
中
(
なか
)
の
古井戸
(
ふるゐど
)
へ
投
(
な
)
げ
落
(
おと
)
した。
古井戸
(
ふるゐど
)
は
暗
(
くら
)
くして
且
(
かつ
)
深
(
ふか
)
い。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
蚊遣
(
かやり
)
の
煙
(
けむり
)
古井戸
(
ふるゐど
)
のあたりを
籠
(
こ
)
むる、
友
(
とも
)
の
家
(
いへ
)
の
縁端
(
えんばた
)
に
罷來
(
まかりき
)
て、
地切
(
ぢぎり
)
の
強煙草
(
つよたばこ
)
を
吹
(
ふ
)
かす
植木屋
(
うゑきや
)
は、
年
(
とし
)
久
(
ひさ
)
しく
此
(
こ
)
の
森
(
もり
)
に
住
(
す
)
めりとて、
初冬
(
はつふゆ
)
にもなれば、
汽車
(
きしや
)
の
音
(
おと
)
の
轟
(
とゞろ
)
く
絶間
(
たえま
)
、
凩
(
こがらし
)
の
吹
(
ふ
)
きやむトタン
森の紫陽花
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
釣臺
(
つりだい
)
は、しつかり
蓋
(
ふた
)
をした、
大
(
おほき
)
な
古井戸
(
ふるゐど
)
の
側
(
そば
)
を
通
(
とほ
)
つて
居
(
ゐ
)
ました。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“古井戸”の解説
古井戸(ふるいど)は、加奈崎芳太郎と仲井戸麗市のフォークデュオ(デビュー前はバンド)加奈崎の圧倒的な声量と歌唱力、仲井戸(チャボ)の叙情的な世界、ブルージーなギターワークが魅力だった。シングル「さなえちゃん」がヒットした。
(出典:Wikipedia)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“古井”で始まる語句
古井