“地切”の読み方と例文
読み方割合
ぢぎり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蚊遣(かやり)の煙(けむり)古井戸(ふるゐど)のあたりを籠(こ)むる、友(とも)の家(いへ)の縁端(えんばた)に罷來(まかりき)て、地切(ぢぎり)の強煙草(つよたばこ)を吹(ふ)かす植木屋(うゑきや)は、年(とし)久(ひさ)しく此(こ)の森(もり)に住(す)めりとて、初冬(はつふゆ)にもなれば、汽車(きしや)の音(おと)の轟(とゞろ)く絶間(たえま)、凩(こがらし)の吹(ふ)きやむトタン
森の紫陽花 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)