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匡衡
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まさひら
ふりがな文庫
“
匡衡
(
まさひら
)” の例文
ある
時
(
とき
)
、
宮中
(
きゆうちゆう
)
の
女官
(
じよかん
)
たちがこの
匡衡
(
まさひら
)
を
嘲弄
(
ちようろう
)
しようと
企
(
たく
)
んで、
和琴
(
わごん
)
(
日本
(
につぽん
)
の
琴
(
こと
)
、
支那
(
しな
)
の
琴
(
こと
)
に
對
(
たい
)
していふ)を
差
(
さ
)
し
出
(
だ
)
して
今昔物語:21 大江匡衡が歌をよむ話
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
大江ノ
匡衡
(
まさひら
)
は、と御尋ねあれば、鋭士数騎、
介冑
(
かいちゅう
)
を
被
(
こうむ
)
り、
駿馬
(
しゅんめ
)
に
鞭
(
むち
)
打
(
う
)
って、粟津の浜を過ぐるにも似て、其
鉾
(
ほこさき
)
森然
(
しんぜん
)
として当るものも無く見ゆ、と申す。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
○本朝
文粋
(
ぶんすゐ
)
に
挙
(
あげ
)
たる大江
匡衡
(
まさひら
)
の文に「天満自在天神或は塩
二
梅於天下
(
てんかをあんばいして
)
一
輔導一人
(
いちにんをほだうし
)
一
(帝の御こと)或
日
二
月於天上
てんしやうにじつげつして
一
照
二
臨万民
(
まんみんをせうりんす
)
一
就
レ
中
(
なかんづく
)
文道之大祖
(
ぶんだうのたいそ
)
風月之本主
(
ふうげつのほんしゆ
)
也
(
なり
)
」
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
また
匡衡
(
まさひら
)
から数世の孫にあたる大江
匡房
(
まさふさ
)
も『遊女記』というものを書いてこの沿岸のなまめかしくもにぎやかな風俗を述べ、江河南北、
邑々処々
(
ゆうゆうしょしょ
)
、分流シテ河内ノ国ニ向フ、
之
(
これ
)
ヲ江口ト
謂
(
い
)
フ
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
この
匡衡
(
まさひら
)
は
漢文
(
かんぶん
)
や、
詩
(
し
)
の
方
(
ほう
)
は
至極
(
しごく
)
の
名人
(
めいじん
)
であつたが、その
上
(
うへ
)
に
歌
(
うた
)
もこの
通
(
とほ
)
り、うまく
讀
(
よ
)
んだと
語
(
かた
)
り
傳
(
つた
)
へたそうです。
今昔物語:21 大江匡衡が歌をよむ話
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
▼ もっと見る
維時の子の重光の子の
匡衡
(
まさひら
)
も文章博士、維時の子の斉光は東宮学士、斉光の子の為基も文章博士であり、大江家の系図を
覧
(
み
)
れば、文章博士や
大学頭
(
だいがくのかみ
)
の鈴なりで、定基は為基の弟
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
○本朝
文粋
(
ぶんすゐ
)
に
挙
(
あげ
)
たる大江
匡衡
(
まさひら
)
の文に「天満自在天神或は塩
二
梅於天下
(
てんかをあんばいして
)
一
輔導一人
(
いちにんをほだうし
)
一
(帝の御こと)或
日
二
月於天上
てんしやうにじつげつして
一
照
二
臨万民
(
まんみんをせうりんす
)
一
就
レ
中
(
なかんづく
)
文道之大祖
(
ぶんだうのたいそ
)
風月之本主
(
ふうげつのほんしゆ
)
也
(
なり
)
」
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
匡衡
(
まさひら
)
は、それには
返事
(
へんじ
)
をしないで
今昔物語:21 大江匡衡が歌をよむ話
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
匡
漢検準1級
部首:⼕
6画
衡
常用漢字
中学
部首:⾏
16画
“匡”で始まる語句
匡
匡正
匡房
匡人
匡救
匡済
匡山
匡輔
匡遠