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勢力
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せいりょく
ふりがな文庫
“
勢力
(
せいりょく
)” の例文
で、
高等
(
こうとう
)
に
成
(
な
)
れば
随
(
したがっ
)
てより
強
(
つよ
)
き
勢力
(
せいりょく
)
を
以
(
もっ
)
て、
実際
(
じっさい
)
に
反応
(
はんのう
)
するのです。
貴方
(
あなた
)
は
医者
(
いしゃ
)
でおいでて、どうしてこんな
訳
(
わけ
)
がお
解
(
わか
)
りにならんです。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「
正
(
ただ
)
しいことも、
正
(
ただ
)
しくないと、いいはる
人
(
ひと
)
たちがあり、そういうもののほうが、いつの
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
でも
勢力
(
せいりょく
)
を
持
(
も
)
つからだ。」
世の中のために
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
大いに
勢力
(
せいりょく
)
のある位置を
獲
(
え
)
たと喜んで、その勢力を振りまわす人を見ると、
彼奴
(
きゃつ
)
一円の勢力を得て一円だけ
威張
(
いば
)
って、あとは
空
(
から
)
になっているわいと思う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
天下
(
てんか
)
の
勢力
(
せいりょく
)
を一
門
(
もん
)
にあつめて、いばっていた
平家
(
へいけ
)
も、とうとう
源氏
(
げんじ
)
のためにほろぼされて、
安徳天皇
(
あんとくてんのう
)
を
奉
(
ほう
)
じて、
壇
(
だん
)
ノ
浦
(
うら
)
のもくずときえてからというもの、この壇ノ浦いったいには
壇ノ浦の鬼火
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
たいへんな
勢力
(
せいりょく
)
をもっていて、
世間
(
せけん
)
の人たちからおそれられている、ある
魔法使
(
まほうつか
)
いのばあさんのものでしたから、だれひとりそのなかへはいっていこうとするものはありませんでした。
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
▼ もっと見る
渾
(
すべ
)
てこの旅の間に、洋服の
勢力
(
せいりょく
)
あるを見しこと、幾度か知られず。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
風
(
かぜ
)
は、すこしの
間
(
あいだ
)
、
一息
(
ひといき
)
いれると、その
後
(
ご
)
は、かえって、すさまじい
勢力
(
せいりょく
)
をあらわしました。
戦争はぼくをおとなにした
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なぜなら、ほかの六
人
(
にん
)
の
男
(
おとこ
)
たちは、みんな、その
男
(
おとこ
)
より
身分
(
みぶん
)
も
高
(
たか
)
く、
物持
(
ものも
)
ちであり、
勢力
(
せいりょく
)
もありますから、それを
知
(
し
)
ったら、きっと、そねんで、どんなしかえしを、するかもしれません。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“勢力”の意味
《名詞》
勢力(せいりょく、古:せいりき)
他を押さえ支配する力。
力を持った集団、仲間、グループ。
強さ。勢い。
(古用)エネルギー。
(出典:Wiktionary)
勢
常用漢字
小5
部首:⼒
13画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“勢力”で始まる語句
勢力圏
勢力家
勢力源
勢力圏内