“せいりょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勢力61.5%
精力23.1%
青緑15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただしいことも、ただしくないと、いいはるひとたちがあり、そういうもののほうが、いつのなかでも勢力せいりょくつからだ。」
世の中のために (新字新仮名) / 小川未明(著)
見神の一義に君は到頭とうとう精力せいりょく傾注けいちゅうせずに居られなくなったのである。しかして生涯の大事だいじ、生存の目的を果したので、君は軽く肉のころもを脱いだのであろう。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
画は青緑せいりょく設色せっしょくです。たにの水が委蛇いいと流れたところに、村落や小橋しょうきょうが散在している、——その上に起した主峯の腹には、ゆうゆうとした秋の雲が、蛤粉ごふんの濃淡を重ねています。
秋山図 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)