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分時
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ぷんじ
ふりがな文庫
“
分時
(
ぷんじ
)” の例文
漬
(
つ
)
けた
玉菜
(
たまな
)
や、ランプの
燻
(
いぶり
)
や、
南京蟲
(
なんきんむし
)
や、アンモニヤの
臭
(
にほひ
)
が
混
(
こん
)
じて、
入
(
はひ
)
つた
初
(
はじ
)
めの一
分時
(
ぷんじ
)
は、
動物園
(
どうぶつゑん
)
にでも
行
(
い
)
つたかのやうな
感覺
(
かんかく
)
を
惹起
(
ひきおこ
)
すので。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
じっと目を
閉
(
と
)
じて祈念するとふしぎにも勇気が次第に全身に充満する。朝飯をすまして塾へゆくと安場がすでにきていた。一
分時
(
ぷんじ
)
の違いもなく全員がうちそろうた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
二三
分時
(
ぷんじ
)
前までは文三は
我女
(
わがむすめ
)
の夫、我女は文三の妻と思詰めていた者が、免職と聞くより早くガラリ気が
渝
(
かわ
)
ッて、
俄
(
にわか
)
に
配合
(
めあわ
)
せるのが厭に成ッて、
急拵
(
きゅうごしらえ
)
の
愛想尽
(
あいそづ
)
かしを
陳立
(
ならべた
)
てて
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
渺々
(
びょうびょう
)
たる相洋は一
分時
(
ぷんじ
)
ならずして千波
万波
(
ばんぱ
)
鼎
(
かなえ
)
のごとく沸きぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
漬
(
つ
)
けた
玉菜
(
たまな
)
や、ランプの
燻
(
いぶり
)
や、
南京虫
(
なんきんむし
)
や、アンモニヤの
臭
(
におい
)
が
混
(
こん
)
じて、
入
(
はい
)
った
初
(
はじ
)
めの一
分時
(
ぷんじ
)
は、
動物園
(
どうぶつえん
)
にでも
行
(
い
)
ったかのような
感覚
(
かんかく
)
を
惹起
(
ひきおこ
)
すので。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
エヒミチは
初
(
はじめ
)
の一
分時
(
ぷんじ
)
は、
何
(
なん
)
の
意味
(
いみ
)
もなく
書物
(
しよもつ
)
と
離
(
はな
)
れ、ダリユシカと
麥酒
(
ビール
)
とに
別
(
わか
)
れて、二十
年來
(
ねんらい
)
定
(
さだ
)
まつた
其生活
(
そのせいくわつ
)
の
順序
(
じゆんじよ
)
を
破
(
やぶ
)
ると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
なく
思
(
おも
)
ふたが、
又
(
また
)
深
(
ふか
)
く
思
(
おも
)
へば、
市役所
(
しやくしよ
)
で
有
(
あ
)
りし
事
(
こと
)
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
エヒミチは
初
(
はじめ
)
の一
分時
(
ぷんじ
)
は、
何
(
なん
)
の
意味
(
いみ
)
もなく
書物
(
しょもつ
)
と
離
(
はな
)
れ、ダリュシカと
麦酒
(
ビール
)
とに
別
(
わか
)
れて、二十
年来
(
ねんらい
)
定
(
さだ
)
まったその
生活
(
せいかつ
)
の
順序
(
じゅんじょ
)
を
破
(
やぶ
)
ると
云
(
い
)
うことは
出来
(
でき
)
なく
思
(
おも
)
うたが、また
深
(
ふか
)
く
思
(
おも
)
えば、
市役所
(
しやくしょ
)
でありしこと
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“分時”で始まる語句
分時間