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光栄
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こうえい
ふりがな文庫
“
光栄
(
こうえい
)” の例文
旧字:
光榮
伊賀衆
(
いがしゅう
)
のなかでも、隠密の
上手
(
じょうず
)
とは聞いたが、なんという
光栄
(
こうえい
)
をもった男だろうと、人々の目は、いよいよかれと
主君
(
しゅくん
)
とにそそがれていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
このたび
不意
(
ふい
)
に
殿
(
との
)
さまにおいでを
願
(
ねが
)
って、この
上
(
うえ
)
のない
光栄
(
こうえい
)
にぞんじましたが、
町
(
まち
)
まで
出
(
で
)
て
茶
(
ちゃ
)
わんを
求
(
もと
)
めてきます
暇
(
ひま
)
がなかったのでございます。
殿さまの茶わん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
けれども、今から
想像
(
そうぞう
)
される
孫
(
まご
)
の
光栄
(
こうえい
)
に一しょに加わりたいというその
願
(
ねが
)
いは、ごくつつましい
哀
(
あわ
)
れなものだった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
「さて」とヴィタリスはことばを
続
(
つづ
)
けて、白のむく犬のほうに手をさしのべた。「つぎはカピ親方が、ご
臨席
(
りんせき
)
の
貴賓諸君
(
きひんしょくん
)
に
一座
(
いちざ
)
のものをご
紹介
(
しょうかい
)
申しあげる
光栄
(
こうえい
)
を有せられるでしょう」
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
予また
幕末
(
ばくまつ
)
の
編年史
(
へんねんし
)
を作り、これを三十年史と
名
(
なづ
)
け
刊行
(
かんこう
)
して世に
問
(
と
)
わんとせし時、
誰人
(
たれびと
)
かに
序文
(
じょぶん
)
を
乞
(
こ
)
わんと思いしが、
児
(
じ
)
駿
(
しゅん
)
、
側
(
かたわら
)
に
在
(
あ
)
りて福沢先生の
高文
(
こうぶん
)
を得ばもっとも
光栄
(
こうえい
)
なるべしという。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
▼ もっと見る
お前が
立派
(
りっぱ
)
な
音楽家
(
おんがくか
)
になり、えらい
芸術家
(
げいじゅつか
)
になって、一家の
光栄
(
こうえい
)
、芸術の光栄、
祖国
(
そこく
)
の
光栄
(
こうえい
)
となった時、お前が有名になった時、その時になって、思い出してくれるだろうね、お
前
(
まえ
)
を
最初
(
さいしょ
)
に見出し
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
どうだい、
蛾次郎
(
がじろう
)
さまの
光栄
(
こうえい
)
は!
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
栄
常用漢字
小4
部首:⽊
9画
“光”で始まる語句
光
光景
光沢
光明
光線
光芒
光琳
光子
光輝
光澤