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仁心
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じんしん
ふりがな文庫
“
仁心
(
じんしん
)” の例文
物語り然れば明後日は
豫
(
かねて
)
の
本望
(
ほんまう
)
成就
(
じやうじゆ
)
仕つらんと云けるにお花は元來友次郎も
雀踊
(
こをどり
)
して喜び
是
(
これ
)
偏
(
ひと
)
へに大岡殿の
仁心
(
じんしん
)
より出る處なりと南の方を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
かゝる
敵
(
かたき
)
が、
植物界
(
しょくぶつかい
)
にも、
人間界
(
にんげんかい
)
にも、
常
(
つね
)
に
陣
(
ぢん
)
どって
相鬪
(
あひたゝか
)
ふ……
仁心
(
じんしん
)
と
害心
(
がいしん
)
とが……
而
(
しかう
)
して
惡
(
あ
)
しい
方
(
かた
)
が
勝
(
か
)
つときは、
忽
(
たちま
)
ち
毒蟲
(
どくむし
)
に
取附
(
とりつ
)
かれて、
其
(
その
)
植物
(
しょくぶつ
)
は
枯果
(
かれは
)
つる。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
さて三人は三人とも、実に医術もよくできて、また
仁心
(
じんしん
)
も相当あつて、たしかにもはや名医の類であつたのだが、まだいゝ
機会
(
をり
)
がなかつたために別に位もなかつたし、遠くへ名前も聞えなかつた。
北守将軍と三人兄弟の医者
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
此
(
この
)
四郎右衞門は
當年
(
たうねん
)
六十五歳の
老人
(
らうじん
)
なり夫を是より三十五年の
間
(
あひだ
)
殘金
(
ざんきん
)
の
勘定
(
かんぢやう
)
に
懸
(
かゝ
)
らば
是
(
これ
)
何歳
(
なんさい
)
に至るぞや
大岡殿
(
おほをかどの
)
の
仁心
(
じんしん
)
思
(
おも
)
ふべし
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
浮
(
うか
)
め大岡殿の
仁心
(
じんしん
)
を悦び
感
(
かん
)
じ
飛
(
とぶ
)
が如くに馬喰町の
旅宿
(
りよしゆく
)
へ
戻
(
もど
)
れば友次郎お花は今日の
首尾
(
しゆび
)
如何なりしと
右左
(
みぎひだり
)
より
問掛
(
とひかけ
)
るに忠八は越前守殿の
仁智
(
じんち
)
の
概略
(
あらまし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“仁”で始まる語句
仁
仁王
仁和寺
仁王立
仁王門
仁慈
仁丹
仁和賀
仁義
仁田