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中食
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ちうじき
ふりがな文庫
“
中食
(
ちうじき
)” の例文
岡町
(
をかまち
)
で
中食
(
ちうじき
)
をして、
三國
(
みくに
)
から
十三
(
じふそ
)
の
渡
(
わた
)
しに
差
(
さ
)
しかゝつた
時
(
とき
)
は、もう
七
(
なゝ
)
つ
頃
(
ごろ
)
であつた。
渡船
(
とせん
)
が
込
(
こ
)
み
合
(
あ
)
つてゐるので、
玄竹
(
げんちく
)
は
路
(
みち
)
の
片脇
(
かたわき
)
へ
寄
(
よ
)
つて、
待
(
ま
)
つてゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
前
(
さき
)
には
彼
(
かれ
)
は
中食後
(
ちうじきご
)
は、
屹度
(
きつと
)
室
(
へや
)
の
隅
(
すみ
)
から
隅
(
すみ
)
へと
歩
(
ある
)
いて
考
(
かんが
)
へに
沈
(
しづ
)
んでゐるのが
常
(
つね
)
で
有
(
あ
)
つたが、
此
(
こ
)
の
頃
(
ごろ
)
は
中食
(
ちうじき
)
から
晩
(
ばん
)
の
茶
(
ちや
)
の
時迄
(
ときまで
)
は、
長椅子
(
ながいす
)
の
上
(
うへ
)
に
横
(
よこ
)
になる。と、
毎
(
いつ
)
も
妙
(
めう
)
な一つ
思想
(
しさう
)
が
胸
(
むね
)
に
浮
(
うか
)
ぶ。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
朝
(
あさ
)
六
(
む
)
つ
半
(
はん
)
に
立
(
た
)
つてから、
老人
(
らうじん
)
の
足
(
あし
)
だから、
池田
(
いけだ
)
へ
着
(
つ
)
いた
時
(
とき
)
は、もう
八
(
や
)
つであつた。おくれた
中食
(
ちうじき
)
をして、またぽつ/\と、
馬
(
うま
)
も
通
(
かよ
)
ひにくい
路
(
みち
)
を、
川
(
かは
)
に
添
(
そ
)
つて
山奧
(
やまおく
)
へと
進
(
すゝ
)
んで
行
(
い
)
つた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
“中食”の解説
中食(なかしょく)とは、本来は中食(なかじき、ちゅうじき、昼食の意)だが、家庭外で調理された食品を、購入して持ち帰るあるいは配達等によって、家庭内で食べる食事の形態。
外食(飲食店など家庭外で調理された食品を家庭外で食事する形態)や内食(家庭内で調理を行って食事を行う形態)の対義語である。なお、類似の概念として米国などで用いられるHMR(Home Meal Replacement)があるが厳密には同義ではない(後述)。
(出典:Wikipedia)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
“中食”で始まる語句
中食後
中食中
中食処
中食所
中食迄