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不意打
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ふいうち
ふりがな文庫
“
不意打
(
ふいうち
)” の例文
と、金博士はちょっと
不意打
(
ふいうち
)
のおどろきを示した。しかし大統領は
割合
(
わりあい
)
におちついていた。そして
冬瓜
(
とうがん
)
のような顔をしかめていった。
不沈軍艦の見本:――金博士シリーズ・10――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その
不意打
(
ふいうち
)
の行為が僕の父の矜尚の過程に著しい
礙
(
さまたげ
)
を加へたから父は
忽然
(
こつぜん
)
として攻勢に
出
(
い
)
でたのではなかつたらうか。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「
南無三
(
なむさん
)
。」と
私
(
わたくし
)
は
逡巡
(
しりごみ
)
した。
多
(
おほく
)
の
白晢
(
はくせき
)
人種
(
じんしゆ
)
の
間
(
あひだ
)
に
人種
(
じんしゆ
)
の
異
(
ちが
)
つた
吾等
(
われら
)
は
不運
(
ふうん
)
にも
彼等
(
かれら
)
の
眼
(
め
)
に
留
(
とま
)
つたのである。
私
(
わたくし
)
は
元來
(
ぐわんらい
)
無風流
(
ぶふうりう
)
極
(
きは
)
まる
男
(
をとこ
)
なので
此
(
この
)
不意打
(
ふいうち
)
にはほと/\
閉口
(
へいこう
)
せざるを
得
(
え
)
ない。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「この
見当
(
けんとう
)
だと心得てさえいたならば、ああ
不意打
(
ふいうち
)
を食うんじゃなかったのに」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それについて
姫
(
ひめ
)
は
少
(
すこ
)
しくお
言葉
(
ことば
)
を
濁
(
にご
)
して
居
(
お
)
られましたが、
何
(
ど
)
うやら
小碓命様
(
おうすのみことさま
)
のその
日
(
ひ
)
の
御立寄
(
おたちより
)
は
必
(
かな
)
らずしも
不意打
(
ふいうち
)
ではなく、かねて
時
(
とき
)
の
帝
(
みかど
)
から
御内命
(
ごないめい
)
があり、
言
(
い
)
わば
橘姫様
(
たちばなひめさま
)
とお
見合
(
みあい
)
の
為
(
た
)
めに
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
全く
不意打
(
ふいうち
)
をくらったので、びっくりした。だが、竹見は、こういうときのしぶとさについては、人後におちない自信があった。
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それをだ、むやみにあざ笑ったり、またわれわれをおそろしがらせたり、
不意打
(
ふいうち
)
のひどい攻撃を加えたりするのはまちがっていないかと思うが、どうだ
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
なにしろ
不意打
(
ふいうち
)
の空襲である。今もし、そこで、機上から機銃
掃射
(
そうしゃ
)
か、爆弾でもなげつけられれば、南極派遣軍は、たちまち全滅とならなければならなかった。
地底戦車の怪人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
はじめから安心しきって来ただけに、彼女はこの
不意打
(
ふいうち
)
に
狼狽
(
ろうばい
)
するしかなかった。あの入口には、きっともう、扉をしめるとがちゃんと閉る自動錠がかかっているのであろう。
什器破壊業事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
全く
不意打
(
ふいうち
)
だった。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“不意打”で始まる語句
不意打ち