“掃射”の読み方と例文
読み方割合
そうしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空から見下ろすと、背中がまる見えのはずであった。だから今にもだだだーンと、機関銃のはげしい掃射そうしゃをくうことかと生きた心地もなかった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
なにしろ不意打ふいうちの空襲である。今もし、そこで、機上から機銃掃射そうしゃか、爆弾でもなげつけられれば、南極派遣軍は、たちまち全滅とならなければならなかった。
地底戦車の怪人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そのかわりへさきをぐるぐるまわしながら、その辺一帶の海面を念入りに探照灯で掃射そうしゃした。
幽霊船の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)