“掃滅”の読み方と例文
読み方割合
そうめつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「この九月にはいって、織田の衆は、またも大挙して西へうごき、叡山を掃滅そうめつするとて、去年にもました大軍を催しておるそうな」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なぜ一日も早く、平家を掃滅そうめつし給わぬか。平家をうち亡ぼして、父義朝をはじめ亡き源家の人々のうらみをそそいで下さらぬか。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はやく、いまのうちに味方の兵をだして、それらの者を、掃滅そうめつしなければ一大事で。——という意味のものであった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)