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三通
ふりがな文庫
“三通”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みとほ
60.0%
さんつう
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みとほ
(逆引き)
浅草
(
あさくさ
)
といふ言葉は複雑である。たとへば
芝
(
しば
)
とか
麻布
(
あざぶ
)
とかいふ言葉は一つの観念を与へるのに過ぎない。しかし浅草といふ言葉は少くとも僕には
三通
(
みとほ
)
りの観念を与へる言葉である。
野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そして
天皇
(
てんのう
)
の
御陵
(
ごりよう
)
などにこの
四角
(
しかく
)
の
形
(
かたち
)
のお
墓
(
はか
)
が
造
(
つく
)
られるようになりました。それですから
日本
(
につぽん
)
の
古
(
ふる
)
い
墓
(
はか
)
の
形
(
かたち
)
は、まづ
圓
(
まる
)
いのと
四角
(
しかく
)
なのと、
前方後圓
(
ぜんぽうこうえん
)
なのとの
三通
(
みとほ
)
りといふことが
出來
(
でき
)
ます。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
三通(みとほ)の例文をもっと
(3作品)
見る
さんつう
(逆引き)
文字
(
もじ
)
はやがて
耳
(
みゝ
)
の
側
(
わき
)
に
恐
(
おそ
)
ろしき
聲
(
こゑ
)
もて
咡
(
さゝや
)
くぞかし、
一通
(
いつゝう
)
は
手
(
て
)
もとふるへて
卷收
(
まきをさ
)
めぬ、
二通
(
につう
)
も
同
(
おな
)
じく
三通
(
さんつう
)
四通
(
しつう
)
五六通
(
ごろくつう
)
よりは
少
(
すこ
)
し
顏
(
かほ
)
の
色
(
いろ
)
かはりて
見
(
み
)
えしが、
八
(
はつ
)
、
九
(
く
)
、
十通
(
じつゝう
)
、
十二通
(
じふにつう
)
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一通は手もとふるへて
巻納
(
まきおさ
)
めぬ、二通も同じく、
三通
(
さんつう
)
四通
(
しつう
)
五六通
(
ごろくつう
)
より少し顔の色かはりて見えしが、
八九十通
(
はちくじつゝう
)
十二通
(
じうにつう
)
、開らきては読み、よみては
開
(
ひ
)
らく、
文字
(
もんじ
)
は目に
入
(
い
)
らぬか、入りても
得
(
え
)
よまぬか。
軒もる月
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
三通(さんつう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“三通”の解説
三通(さんつう)とは、中華人民共和国(中国大陸)と中華民国(台湾)の「通商」「通航」「通郵」を示す言葉。中華人民共和国より台湾に対し両地域交流のモデルとして提案したが、当時の中華民国は中国大陸に対して「不接触」「不談判」「不妥協」の三不政策を実施し、提案に応じなかった。
しかし、2008年末、双方の合意により一部を除き三通を認めることとなった。
(出典:Wikipedia)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“三”で始まる語句
三
三味線
三月
三昧
三日
三人
三輪
三度
三和土
三方
検索の候補
三田通
三位通盛
“三通”のふりがなが多い著者
浜田青陵
樋口一葉
森鴎外
芥川竜之介